利根川水系弥勒出陣

ZENJIN総帥帝釈の越後遠征軍寝返りに遭い
同盟家頁【TEAM-AKABO】さんとの釣りオフに、
一人で出陣しなければならなくなった弥勒であった。
可愛そうなので、ここに御紹介致しまする。ψ(`∇´)ψ

此度は同盟家頁【TEAM-AKABO】管理人様のトール殿のガイドで
利根川水系を釣らせて頂いた。
帝釈、弥勒、不動は昔、同じ会社でバイトをしていて、
弥勒、不動は、今でもそこで働いている。

トール殿は、営業所こそ違えど同じ会社の同僚であるのだ。

 

8月13日(水)午前4:00

利根川サンクス待ち合わせ。
おっと、T御大も参陣されておったとは!
T御大とは、左記の会社の弥勒、不動の元同僚。今や上司!(笑)
何を隠そうT御大を黒鱒釣りに嵌めたのは帝釈なのだ。

AKABO衆トール殿、TT殿、T御大。
そしてZENJIN弥勒
この4人がサンクスに集合。

まずは長豊橋。
キャンプ客や鯉釣り人が多かったらしいが、とりあえずここからからスタート。
しかし不発で、さっさと移動。

TT殿のジッタースティックに1バイトがあったのみ。

 

次に常総大橋。
トール殿が普段回られるルートを案内して貰ったようだ。
徐々に夜が明けて、水面が見えるようになったところで、トール殿がビックリ!
\(゜o゜;)/ウヒャー
とんでもなく泥濁りが入っていたようだ。

しかし怯むことなくキャストを開始、しかし反応なし…。
雨も強く、益々テンションが下がってきた。
トール殿達が土手を上がり、車に撤収しようとすると、
弥勒が一人で粘っていたらしい。

流石にいつもシバかれているだけの事はある(笑)

ちょっとやそっとじゃ諦めない!!
エライぞ弥勒!!!

普段はテトラが顔を出している激浅エリアであり、
普段トール殿等は素通りするらしいのだが
増水の為その時は良く見えたのであろう。
知らぬとは恐ろしい事よ…ψ(`∇´)ψ

しかし…。

 

弥勒「ふぃーーーっしゅ!!」
(;`ー´)o/ ̄ ̄ ̄~ >゜))))彡

 

「台風による激流を避ける為、テトラの中に避難していたようだ」
と、トール殿は語る。

 

ようやった弥勒よ!
見事一番槍じゃ~!!

黒鱒 37cm
【コンバットクランクSR】
コメント:
釣れちゃったよ!!

とりあえず1尾は捕獲に成功したが、濁りや流れを考えると
この先あまり期待は出来ないということで、台風の影響が出にくいといわれる
通称「バイブレーションポイント」に御案内して頂く。
そこは陸っぱりの醍醐味と「本当の恐怖」が味わえるという…。

皆レインウェアに着替え気合十分。エリアの状況も普段と変わらない様子。

トール殿が、実績の高い葦際を、ポッパーで攻めるも、反応なし。
今日のお題は【水郷をハードルアーで行こう!!】にも関わらず
その葦際を見て、アホの弥勒がラバージグを相当投げたがっていたらしい。
まったくもって進歩のない男よ…。

その後、トール殿が得意のスーパースポットで32㎝を見事捕獲。

 

しかし、トール殿の言う「本当の恐怖」がここにあった。
このバイブレーションポイントは、1キャスト1ロスト
というくらい非常に根掛かりが多く、ハードルアーからラバージグに至るまで、
相当数のルアーを弥勒はロストしたらしい。

普段ボートでしか釣りをやらない弥勒は、陸っぱりの洗礼を受けたのだった

その後、ようやく葦際で弥勒が2尾目を捕獲したらしい。
ヒットルアーは…
帝釈の自作ラバージグ「ボトムぼんばー!」

ようやった弥勒よ!!by 帝釈

 

弥勒「いや~あんまり根掛かりが多いんで、無くしてもいいルアーを
探してたら、タマタマこれがあったもんでね♪」

帝釈「殺す…(~_ーメ)」

 

 

その後、トール殿がニゴイの50up捕獲。TT殿もチェリーで1尾捕獲。
これで晴れて全員黒鱒捕獲成功。

トール殿ニゴイ50up捕獲。

北利根、与田浦と廻って見るも、盆休み中であることから先行者が多く
厳しい状況。そんな中「ガイドとしては釣らせてあげなくてはいけない」
との有難き御配慮でトール殿が悩んでいた正にその時、

トール殿の隣りで「ズガーン!!」と凄い音がした。
なんだ!?なんなんだ!?
アホの弥勒が土手でコケたらしい(爆)かなりの衝撃音だったようである。

トール殿は、弥勒転倒の衝撃音の中に「バキッ!」と鈍い音が
入っていたのを聞き漏らさなかった。
またしてもロッドブレイカー弥勒の歴史に
新たなる一ページが刻まれたのだった。

 

弥勒、帝釈の電話会話。

 

弥勒「総帥、またやってしまい申した…(ToT)」

帝釈「またって、まさか…」

弥勒「バキッと…」

帝釈「またロッド折っただぁ~!?」
おいおいお前マジで何本目だよ…( ̄▽ ̄;)」

弥勒「……………((( T_T)」

帝釈「折れた残骸ロッド絶対写真撮っとけよ、黒鱒城で供養してやっから!」
ψ(`∇´)ψ

 

 

次なる望みを託し、横利根川に移動。
「釣りたきゃ横利根川しかない」というくらいに実績はあるらしい。

トール殿がワッキ―センコーでまず捕獲。流石である。
しかし後が続かない。
弥勒に至っては、普段ボート釣りでは絶対手をつけないであろう
「ダラダラ護岸」を攻め倦んでいたらしい。
攻め方も分からず只々呆然とするばかり。
その頃、トール殿へTT殿から41㎝を捕獲したとの情報が入る。
かなりノリノリだったようだ。

 

そんなこんなで千葉側のファミレスで昼飯を食いながら午後の軍議。

 

「どうしても釣りたいのなら渋くてもネチネチやって横利根川」

もしくは「撃沈覚悟の自己満足なら利根川だろう」

 

トール殿の進言に対し、あら恐ろしや弥勒は躊躇なく利根川を指定。
ロッドを折って、すでにヤケッパチか…。

弥勒のリクエストを受け、大利根東公園に出陣
時すでに午後2時半であった。

 

台風の影響か、岸際に溜まった細かい草や枝。
さらには、乱杭に流れ着いた大きな木の枝。
それを見た弥勒は、本日のお題【水郷をハードルアーで行こう!!】などは
もはや頭から消し飛ばされ(爆)
パドルのテキサスを撃つ撃つ(笑)

 

弥勒「ふぃーーーっしゅ!!」
(;`ー´)o/ ̄ ̄ ̄ ̄~ >゜))))彡

弥勒、あっというまに黒鱒捕獲。
これにはトール殿もマイッタらしい(笑)

「こんな利根川で2匹も釣るとは恐るべし」と語る。

たとえその日の目標、決意などを強く心に誓っても
その場その場の欲望のままに、一瞬にして脳髄の隅っこに追いやってしまう。

正に弥勒の真骨頂だ。

ファイト中も余裕の弥勒。
黒鱒 32㎝
【カリフォルニアパドル 1/4oz】
コメント:
パドルのテキサスリグ。
もはや弥勒の定番。

その後、一時間の休憩。
T御大が戻ってこないので、落水か!?と心配になり、
トール殿と弥勒は捜索に出る。
はるか向こうに見えるような見えないような…。

T御大を無事保護して(笑)釣果を聞けば2匹捕獲との事。
他の3人が2尾ずつ釣っているにも関わらず、
自分だけ1尾だったのが納得いかなかったらしい(笑)
流石は元帝釈塾塾生だ(爆)帝釈塾はその性根から指導するらしい。

最後に牛ポイントを叩いて本日終了。

 

 

トール殿談

いやいや、今日は悪いコンディションにも関わらず、
デコ人が出なかったのでまずまず良い結果ではなかろうか。
大体4人で行くと一人くらい「釣れない君」が出てもおかしくないのに。
弥勒さんT御大、お疲れ様でした。

数は弥勒さん、T御大ともに3匹ずつ。
あの利根川で2匹ずつ釣ったの大したもんです。

TTと私は2匹。大物はTTの41㎝(ホントはおれのニゴイなのにぃ)
今度はいい状態の利根川でお会いしたいですね。

 

 

★此度は厳しい利根川で、弥勒を御案内して頂き、
誠に有難う御座いました。
この場を借りて厚く御礼申し上げまする。
<(_ _)>

次回、是非ともそれがしを御供にお加え頂き、
秘伝を伝授して頂きとう存じまする。
では、これにて御免仕りまする。
<(_ _)>

 

2003・8・13
利根川水系決戦 結果

名前 魚・尾数
弥勒 黒鱒 3