Basser allstar classic 2005が14日(日)に終了し、猛暑の中での取材にフラフラの帝釈であったが、僅か一日のインターバルの後、此度初遠征となる醍婆を連れて、八郎潟へ出陣した。
事前情報では、“とにかく釣れない”とのこと。
「まぁ~そんなこと言ったって、八郎は八郎。
一日50尾は無理としても、20尾くらいはイケルっしょ!」
てな感じで然程不安もなく、醍婆を助手席に一気に高速を乗り切り陣場着陣。
16日(火)
お盆休みの余韻もあり、いつもの野陣場である公園はカラフルなテントで満員御礼。
空いているスペースを探し、陣幕を張る。
約一年ぶりの八郎潟、気合が入らない訳がない。
早速に意気揚々と情報収集の帝釈。
帝釈「どうすか?」
黒鱒釣師「二泊三日で来たんですけど…デコりました…」
帝釈「へ?今なんと?( ̄▽ ̄;」
黒鱒釣師「僕らはトップオンリーなんですが、おもいっきりデコりました!」
帝釈「マ・ジ・す・か!!
\(◎o◎)/」
これにより完全に冷静さを失った帝釈。
片っ端から声を掛け、1人も漏らさず情報入手。
その結果。
一日中やって最高捕獲数10尾。
平均6~7尾。
巻物系ほぼ撃沈。
三日前の豪雨により東部承水路はコーヒー牛乳。
夏のメインエリアである本湖はアオコ大量発生&水温30℃オーバー。
帝釈「ワシの2005年が終わった…( -。-) =3」
ディープのピンポイントを知っている御仁等は、それなりに捕獲しているらしいが、年に一度しか出陣できないZENJIN衆には探せるハズもなし。
帝釈「こりゃ覚悟を決めにゃ~ならんぞ」
醍婆「そのようで…┏(-_-;)┓」
嘆いていても始まらないので、とりあえずボートをセッティング。
最後にお話を伺った御仁から有力情報を入手。
「雨水の影響で馬場目川だけ水温が10℃も低いんだよ。
結構良さげだったから粘ったんだけど、結局ダメだった。
濁りは少しキツメだけど、そんなに影響はなさそうなんだけどなぁ」
帝釈「水温が10℃も低けりゃ~そりゃエアコンルームと同じじゃ♪
急激な下がり方が心配だが、流れがありゃ~とりあえず水は生きてんだろ。
よ~し醍婆よ、まずはジャンアントに行くべし!!
(゛`O´)/」
醍婆「馬場って言いたいらしい…( -。-) =3」
出艇は午後2時30過ぎ。
初日は出来る限り多くのエリアを見て回りたい。
斯様な厳しい現状であれば尚更のこと。
エリア眼が全ての勝敗を決すのだ。
先程の情報から、馬場目川へ直行と思いきや、やはり帝釈、“柳ブレイク”へと猛ダッシュ(爆)
醍婆「アニキよ~方向逆じゃねぇ~の?」
帝釈「と、とりあえず柳に行っとかねぇ~とな (-_-;」
東部承水路はコーヒー牛乳だと知っていながら、一昨年、一昨々年に猛爆したポイントが忘れられない帝釈であった。
しかし、想像を絶する水の悪さに柳ブレイクを諦めた帝釈。
予定通り馬場目川へ向かい水温チェック。
すると仰せの通り水温20℃。
帝釈「おぉ~ホントに10℃も低いやな、水も結構まともかも!
醍婆!急深なブレイク探せや!垂直くらいの!
深いとこ探すぞ、5mくらいは欲しいぞ!!」
醍婆「こんな川に垂直急深5mなんてあんのかい、だいたい俺はあんまり深いとこ好きじゃねぇ~し…( -。-) =3」
帝釈「あぁ~これだから将監川命はイヤだねぇ~、
おっ、最近は宮城アングラーズビレッジだったな へ(゜∇、°)へ」
そうこうしているうちに偶然にも急深なブレイクを発見。
ほぼ垂直に近い約4.5mのディープ。
帝釈「我、見つけたり ( ̄ー ̄)」
醍婆「釣れんの?」
帝釈【エスケープツイン1/2oz】
醍婆「アニキよ、青系ワームなんて珍しいじゃん。
いつものスイカ色じゃねぇ~の?ψ(`∇´)ψ」
帝釈「やかましい!このカラーはB.file三浦殿ご推薦なんじゃ!
おみゃ~こそここまで来てセンちゃんはねぇ~だろうな!」
醍婆「封印しますぜ」
戦闘開始。。。
帝釈「♪♪ブレイク~ブレイク~ブレイク工業ぉ~
日本ブレイク工業ぉ~♪♪」
Ψ(`∀´)Ψ
醍婆「正にブレイクフェチ帝釈じゃな」
帝釈「はいキターーー!」
(;`O´)o/ ̄ ̄~ >゜))))彡
とりあえず気合で計4尾捕獲の帝釈。
黒鱒君が生きていることが確認出来て一安心(笑)。
いろいろなエリアを見て回るのが初日の目的なので移動開始。
夏の定番である本湖北岸のリップラップにGO。
魚が深そうなので、とりあえず3mラインを重点的に狙う。
が…。
釣れない…まったくもって釣れない…。
帝釈が【ダウンショット&Doさん】でなんとか2尾捕獲。
醍婆は執念の【スティッキー】でデコっぱち回避。
17日(水)
両名、出陣前よりの疲れゆえか、事実上初日朝になるこの日、いきなりの寝坊。
時はすでに午前9時30分過ぎ…。
あまりの暑さに目を覚ます(笑)
初日、東部承水路、ジャイアント他河川、本湖北岸リップラップなどを見て回ったが好感触だったのはジャイアントのみ。
本湖南岸など見て回りたかったが、「とりあえず朝イチは黒鱒君の顔を拝みたい」とのことでジャイアント直行(笑)。
あくまでもこれは、前日デコっぱちスレスレにビビッた醍婆の進言によるものです、はい(笑)。
なかなかに良きエリアだけに、更に魚が回ってくることを期待していたが、アタリの数は前日と比べると明らかに少なくなってしまった。
しかし、どうにかポツポツ捕獲。
帝釈【エスケープツイン1/2oz】
醍婆【ラバージグ3/8oz】
初日にもっと沢山のエリアを見て回らなければならなかったにも関わらず、
「釣りたい」という一念に負け、1ヶ所に固執してしまったため、
「今日こそは、広く回るべし」との信念の元に広く動く。
まずは、東部承水路。
濁りの元凶は承水路北の三種川。
このさらに北方に新鮮な水を求め大移動。
しかし撃沈。
ガソリンの無駄使いとなる。
バウを本湖に向け、遠く南岸の天王排水機場周辺、ジャイアント最上流、その他、グ~ルグルグ~ルグルと見て周る。
そして終了間際の午後6時過ぎ、第一ポンプ周辺でバズベイトを投げまくる。
二人で20発以上出すも、1尾も捕獲ならず!(爆)
もうちょっと上手く食えよな!!
其ノ二へ続く。。。