2006/8/8 将監川決戦!

『醍婆謀反』

ZENJIN乱破衆からの報が帝釈に届く。

「ワシは下僕じゃぁ~!!
下郎人の恐ろしさを思い知らしてくれるわ!!」

炎炎炎(◇´*)ブオォォ(*`◇)炎炎炎

突然の報せに同様した総帥帝釈であったが、乱破衆の報告によれば
その矛先は帝釈ではなく、醍婆の出仕先の殿様であった。

その殿様に対して長きに渡り一途に忠誠奉公してきた醍婆
しかし、数年来の冷遇ぶりにとうとう旗を上げてしまったらしい。

ZENJINの誰もが認める仕事人の醍婆である。
「義の無き戦は断じてしない」のが醍婆である。
早速帝釈が屋敷に呼び寄せ、本人から事情を聞くことにした。

その性質上、ここで詳しくは説明出来ないが、
どの角度から検討しても「醍婆に非なし」であった。

「釣り行きてぇ!」

この醍婆の鶴の一声で、此度の出陣は決まった。(´Д`;)

戦果

いや~黒鱒君だけが俺の心を癒してくれるの~

今年は純粋なプライベート出陣がほとんどない帝釈であったが、
TBC各種トーナメントで凄腕の釣師達との交流は多く、
やれパターンがどうの、コンディションがどうのと、
相変わらず口だけは達者な帝釈。

この日も朝から偉そうに弁舌をぶつ。

帝釈「え~本日はですな、小さい黒鱒君達は相変わらずカバーの奥に居ます。
大きい魚は、かぶり物系ブッシュの切れ目にサスペンドですな。
であるからして、スピナーベイト一本でイタダキです!」

日頃から「ハリガネなんぞルアーじゃねぇ!」
と剛語し、帝釈がもっとも苦手とするワイヤーベイト

その代表格であるスピナーベイトを、今日はヘビーローテするという。

いつものイキアタリバッタリ戦略ではあったが、
なぜかこの日は多少の戦果を上げてしまった。

浮芝の先端から1.5mほど離れたラインSRミニ3/8ozを通す醍婆
その4投目、本日の最大黒鱒(と言っても38㎝)がヒット

ビーッグフィーッシュ!

に見えるだけ…( -。-) =3

俺って写真撮るのうめぇなぁ~ (σ‐ ̄)鼻くそホジホジ

これを見た帝釈は、己の戦略がイイ線いってると確信。
その後も似たような場所を狙い、まずまずのサイズを捕獲成功。

スピナーベイトって、
釣れるのかも…。

帝釈「え~黒鱒君を捕獲するにおいて最も重要な定義は何か。
それは量より質ということですな。
100尾の小黒鱒よりも、1尾のクォリティーフィッシュが大切です <( ̄^ ̄)>」

得意になって醍婆に弁舌をぶっていた帝釈であったが、
その後まもなくスピナーベイトに反応が悪くなり沈黙が続く。

帝釈「え~サイズも重要ですが、集中力を切らさないためにも
適度な捕獲は必要なので、02に変更します。 ( ̄・・ ̄)=3 フンッ」

醍婆「…………(–;)

やっぱ数っしょ!
ψ(`∇´)ψ

なんやかんやとホザキながらも、スピナーベイト02を駆使して
ポツポツと捕獲を重ねる帝釈。
ペースを崩されたのか、沈黙が続く醍婆

しばらくして帝釈がよく分からない魚を捕獲。

なにこれ?

正体不明の魚を捕獲後、今度はギル君をゲットする帝釈。

御久しゅう御座る。

ギル君をリリースした直後、突然帝釈が吼えた。

「うぉおーー3品目釣った!!」
(`O´)ノオー!!

醍婆「で?だからなに? ¬(  ̄ー ̄)┌ フッ

帝釈「だからじゃないだろ!
普通は1日4品目釣れたら“サイクルヒット賞”として御祝儀出すだろ!」

醍婆「なんだそのインチキくさい賞は!(`□´)/
俺は去年の賭試合の賞品、タバコ1カートンもまだもらってねぇんですぜ!」

帝釈「あぁそんなこともあったっけな、それは文殊に言ってくれ ( ̄ー ̄)ゞ」

醍婆「ったく…(–メ)
まぁ釣れる可能性があるとしても、雷魚とズ~ナマくれぇなもんだろ。
しかしコイツらは超~超~レア物だからまずありえねぇ。
そもそも4品目なんざ聞いたこともねぇわさ ( ̄ー ̄)

しかし…

帝釈「うぉおお~
こりゃ黒鱒のヒキじゃねぇ~!!
(;`O´)o/ ̄~ >゜))彡

醍婆「まさか…断じてありえ~~ん!!!ヾ(。`Д´。)ノ彡

釣れましたよ醍婆君。

醍婆「なんなんだこの人…┏(-_-;)┓

醍婆、失意の中で納竿。

帝釈「醍婆よ~、謀反はやめてさ…」

醍婆「やめる!!謀反はやめて下克上に切り替えだ!!!」
щ(=`□´щ)オオオォォォッッッ

帝釈「…………まぁそっちのほうが醍婆らしいな (´Д`;)」

※号外※

当日は単独で阿修羅も陣場入りしていたようだが、
いつもの“お子様テンションローダウン”により、
先に帰陣したとのこと。

¬(  ̄ー ̄)┌¬(  ̄ー ̄)┌
相変わらずじゃのぅ。

2006・8・8
TEAM-ZENJIN 将監川決戦 結果

名前 魚・尾数
帝釈 黒鱒、他 9
阿修羅 黒鱒 5
醍婆 黒鱒 3