超~久方ぶりに帝釈、文殊のペアで出陣。
超早朝から将監川に出陣する予定であったが、
文殊寝坊により作戦変更を余儀なくされる。
「以前から気になっている野池が数箇所あり、是非に探索してみたい」
という帝釈の意志を汲み、房総方面の野池探索に出陣。
さてさてこの文殊、8月も後半に入ろうかというこの時期にして、
ようやく本年2度目の出陣というから問題である。
一昨年、昨年と、かなりのハイペースで出陣を重ねた文殊。
心技体ともに「2代目ZENJIN総帥の座は文殊」とまで噂されたほどに
その成長は著しく、帝釈としては大いに期待していたところだった。
しかし、今年になって仕事にハマリこみ、
ニッチもサッチもいかない現状になってしまう。
他のZENJIN衆、特に副総帥醍婆から非難轟々の嵐。
「黒鱒君に対する貴様の愛情はその程度だったのか!」
「俺なんか忙しくたって寝ねぇ~で釣り行ってたぞ!」
などなど、叱責を浴びまくりセツナイ状態に追い込まれた文殊。
そんな可哀想な文殊であったが、
“こんな時だからこそ、己の黒鱒釣りスタイルを見つめなおす時期だ”
とのプラス思考で陣場に挑んだ。
で、
釣れませんでしたぁ!!
見えバスは相当量いるものの反応なし。
文殊「やっぱ魚釣りたいし、将監行きましょうか…(–;)」
帝釈「やはり宝探しはシンドイのぅ (´Д`;)」
将監川へ移動。
空白の数時間を取り戻すべく(笑)、将監川着陣。
戦果のほうは、真夏の将監川らしく相変わらず小黒鱒ばかりではあったが、
釣り終了後、「やっぱ黒鱒釣りは面白ぇ…」と呟いた文殊の顔は、
昨年までと何ら変わらぬ『気合』と『喜び』に満ちていた。
黒鱒君よ!俺は頑張る!!
「あん?なに頑張んの? (σ‐ ̄) 鼻くそホジホジ」
by 醍婆
帝釈はいつもの02一本やりかと思いきや、なにやら秘策があるようで、
様々なルアーを仕込んでいた。
この日の大減水はかなりのものであったが、
水門まで行ってみると、さらにタイドによる下げ傾向が見てとれた。
水門をくぐり上流の南岸にある乱杭まわりで、
「板坂師匠直伝ルアーローテーション」とやらを試す帝釈。
02、スピナーベイト、ラバージグのローテだ。
特にジグのトレーラーには、どでかいブラッシュホグが付く。
自称「将監川の歴史を思い出す会」会長の帝釈は語る。
『1ヶ所で数十尾の黒鱒をストック出来るような大きなストラクチャーを
持たない将監川においては、“ひたすら粘る”釣りは非効率的である。
しかし私は、板坂邦之という将監川の鬼と出会い、
その持論に多少の修正が必要であるという結論に至った』
よく分からないが、要は“粘ることも時には必要”ということらしい。
今はまだ開発段階らしく、多くを語ろうとしない帝釈であるが、
その苦悶の表情からは、新境地開拓のための試行錯誤がうかがえた。
自身のイメージ通りのローテにより、
ラバージグでいいアタリが出た帝釈。
しかしバラシ…。
そしてこの表情。
キーーグヤジイィーー!!
しかしその後、なんとか数尾捕獲し体面は保った。
デカイの釣れねぇ~
2006・8・20
TEAM-ZENJIN 将監川決戦 結果
名前 | 魚・尾数 |
帝釈 | 黒鱒 4 |
文殊 | 黒鱒 2 |