黒鱒城の忍びは、大きく分けて二族存在する。
乱破衆 “蝮一族”
透波衆 “飛び猿一族”
蝮一族は主に各陣場の捕獲情報収集と敵陣撹乱。
飛び猿一族はその他の情報を一手に収集する。
此度は飛び猿衆からの情報を阿修羅が受けた。
“タックルベリー鎌ヶ谷店オープン”
早速阿修羅が現地調査に赴く。
そこで隠密裏に阿修羅と同行した蝮衆が、
店長様から耳寄り情報を2つゲット。
『ある陣場が激釣』
&
『俺は侍好きだ!』
阿修羅談。
「え~2つ目はどうでもいいことですけど、
1つ目は聞き捨てならぬ情報にて総帥に言上候!」
阿修羅、阿修羅の実兄仁の翌日の疾風出陣と相成る。
なんと店長様直々に現地ガイドをして下さるとの有難き特典付き!
帝釈、他のZENJIN衆は所用により参陣叶わず。。。
結果、
流石は店長様!46㎝を筆頭に数尾の黒鱒を捕獲!!
しかし、
阿修羅、仁、ともに討死。。。
情けない、まったくもって情けない…。
店長様ゴッドハンドにより、目の前でグッドサイズの黒鱒を捕獲された
阿修羅&仁。
さらに翌日、帝釈を拉致し再出陣を断行。
戦果
朝イチ、目の前を悠々と泳ぐグッドサイズの黒鱒君を発見した帝釈。
すかさず伝家の宝刀「02」を投入し、あっさり捕獲。
薄闇の中、目視1尾目の黒鱒を労なく捕獲した帝釈。
“本日楽勝也!”
の雄叫びを上げ、爆釣モード雰囲気満点のスタートをきった。
が、しかし…。
その後1時間半、完全沈黙。。。
なんで…( ̄ ̄;)
そして午前7時、帝釈からほど近い場所で黙々とスピナーベイトを
放っていた阿修羅に待望のバイトあり!!
阿修羅「キタぁーーー!!
(;`O´)o/ ̄ ̄~ >゜))彡」
とりあえず1尾捕獲し体面を保った阿修羅であったが、
その後またしても沈黙。
店長様からの情報では、グッドサイズの黒鱒君が
かなりの数で目視出来るという。
普段やりなれない目視釣りにコダワリ過ぎたのか、
ウジャウジャいる“イーコー”(鯉)の群れに翻弄され、
右往左往する帝釈。
気がつけば3時間が経過。
現状打開を胸に、店長様から授かった情報を吟味する帝釈。
「圧倒的に魚が見えん、沈んだのか…」
この時帝釈は、何らかの影響でエリアの個体数が激減したことに
薄々気付いていた。しかし、他のバックアップ陣場を知らぬ帝釈
にとっては如何ともし難い状況であった。
そんな思索沈黙を破ったのはまたしても阿修羅のシャウトだった。
阿修羅「あわぁ~~!!」
帝釈「チッ、阿修羅めやりおるわい (~_ーメ)」
しかしよく聞くと、今回のシャウトは雄叫びというより
悲鳴だった。
阿修羅「ギャァ~~怖いィ~~\(>w< )/」
帝釈「なんだぁニシキヘビでも捕獲したかぁ~ Ψ(`∀´)Ψ」
ユルユルと阿修羅に近づき水面を見ると、
ナイスバディの雷魚君がもんどりうち、
ビビる阿修羅に対し、最期の猛攻を喰らわしていた(笑)。
阿修羅「ひえぇ~な、な、なんとかして下さいぃ~~
{{{{。(>_<;=;>_<)。}}}}」
帝釈「ったく…( -。-) =3」
阿修羅からタックルを受け取り、帝釈が捕獲。
帝釈「ホレ、写真撮っから魚持てや ξ\(^。 ^)」
阿修羅「無理です…(T-T)」
ゴメンなさい。
阿修羅の雷魚捕獲に勢いづくかに見えた陣場であったが、
この後、激しい雨に見舞われ、退陣を余儀なくされたかと思えば、
ピーカンの太陽が現れ一気に真夏日に戻ったり。。。
結局昼過ぎまで完全沈黙が続き、敢無く陣払い。
2006・9・8
TEAM-ZENJIN 某陣場決戦 結果
名前 | 魚・尾数 |
帝釈 | 黒鱒 1 |
阿修羅 | 黒鱒 1 雷魚 1 |
仁 | 討死 |