2006/10/11 将監川決戦!

一昨日、師匠板坂の釣りに勇気希望をもらい、
黒鱒釣りの楽しさと、幼少時代のピュアな心を取り戻した帝釈。
滾る想いを押さえきれず、中一日で再出陣。

本日のテーマを“クランクベイトのリアクション”に設定し、
ひたすらに巻き倒すことを決意。

「ここは今流行の高浮力ウッド系クランクベイトで行きたい!」

今流行と本人は言うものの、それは帝釈だけの話であって、
世間的に話題になったのはとっくの昔であり、
一般的には“第四次ブーム”ほどか。

この帝釈という男、流行には誠に疎く、
ダウンショットネコリグワッキーなどなど、
皆が使い倒しきった頃にようやっと、

「こりゃ~マジで凄いかもしれない!」

と気付く状態。

「あっしゃ~時代遅れの侍でやんす…
ほっとけぇコラーー!!(゛`O´)/」

ウッド系クランクベイトと言っても、
帝釈が所持しているのは大昔のバルサ50のみ。

「こりゃ使うの勿体ねぇ~な~
昔の思い出も詰まっているし、
売ったら高そうだしな~」

と、今まで使っていなかったのだが、
この時の帝釈は珍しく男らしかった。

昔ルアー専用ボックスからバルサ50「むんず!」と取り出すと、

帝釈「さらば思い出よ、ワシは今日から新たな旅へ出る!(`□´)/」

どこへ旅するのかは不明だが、
とにかく気合だけは入っているようだった。

超久々のロンリー出陣。
陣場着陣は午前6時半。

一投目は勿論バルサ50

しかし…

帝釈「う~む、ウォブリングが甘い…
これじゃダメだわ…( -。-) =3」

あっさりとバルサ50をひっこめた帝釈。
とにかくブリブリ動くクランクを探していると、
アラゴンSR発見。

「んまぁコレでいいか」

基本的に一日中クランキング作戦ではあるが、
そこは帝釈、やはりカバーフェチの欲望も押さえきれず、
要所要所でテキサスジグも撃っていく。

なんじゃ普段と変わらぬではないか!!

との声も聞こえてきそうだが、
何か御忘れではないだろうか。

そう、02…。

本日は02封印という勝負である。

んで、戦果は。

ボイル&シャローカバーをバルキーホグで捕獲した黒鱒は2尾。
いずれもノンキー君。

ブッシュ際ブレイク狙いのアラゴンSRで1尾。
一昨日板坂師匠が捕獲した上流のクイ周りでまたしても1尾捕獲。
同じくアラゴンSR

そして本日の最大黒鱒君は、
最後の最後の夕暮れ時に、下流オダで捕獲。

パワーホグのテキサス5投。
ラバージグ5投。
センちゃん5投。

などなど、散々投げた最終キャストで、

「う~む、本日はクランク道場の日。
最後はやはりクランクで締めよう」

アラゴンSRをオダに絡めたその瞬間にバイト!!

「うそだろ…( ̄▽ ̄;」

これが正真正銘、帝釈の口から出た一言だった。

これが41㎝のグッド黒鱒

この時、板坂師匠の言葉が帝釈の頭をよぎった。

「デコってもいいから
その日のクォリティーフィッシュを探すのだ!!」

帝釈「師匠…こ、これがクォリティーなんですな…
本日のワシはこの黒鱒君を獲りに来たのですな…(T-T)」

帝釈の新たな旅立ちの日であった。。。

2006・10・11
TEAM-ZENJIN 将監川決戦 結果

名前 魚・尾数
帝釈 黒鱒 5