遅ればせながら、ようやっと本年初出陣となった帝釈。
そこに天照、阿修羅、そして期待の新人C.B.秀が同陣。
帝釈「いんや~いろいろ難しい問題が続いて忙しゅうてのぅ…( -。-) =3」
例年通り、3月に入ると同時に気温の推移に注意を払いながら、
気持ちの上では常に臨戦態勢を整えていた帝釈であったが、
諸々の事情により、出陣できない状態が続いていた。
しかし3月も中旬を過ぎ、ある程度の水温上昇を見込んだ帝釈は、
問題山積の状況下であったが、遂に強行出陣を決意。
実は3日前の3月20日春分の日、帝釈はこの日を本年の初出陣と決めていた。
しかし、前日から降り続いた雨は当日も一日中降り続き、
10mを越える強風も重なり、出陣を断念。
その無念を晴らすべく3日後の23日、
満を持しての初出陣となった。
ここ最近は気温もまずまず安定していたのだが、
20日に降り続いた冷たい雨と強風により状況は一変。
一気に水温は下がり、厳しい状況になってしまった。
しかし前日の22日は満月、潮回りは当然大潮。
「産卵第一陣の大黒鱒を捕獲するのは、この日をおいて他になし」
この帝釈の読みが吉と出るか凶と出るか。
とにもかくにも、2008年のZENJIN軍戦闘開始である。
寒ぃけど~
頑張りますぅ~~
朝イチの水温は8.4℃。。。
忍の情報では、先週までは12℃前後で安定。と聞いていただけに、
早くも嫌な予感が…。
しかし凹んでいても仕方がない。
まずは公言通り、本年産卵第一陣の大黒鱒のみに照準を絞り、
天照、阿修羅の後を追う形で下流域からチェック開始。
ラバージグを主軸に、ヘビダン、クランクベイトのローテだ。
忍からは、“釣り人は少なく、プレッシャーも低い”
と報告をうけていた帝釈であったが、
この日の釣り人の数は、最盛期のそれを上回るほど。
これもまた帝釈にとっては大きな誤算であった。
そして再び嫌な予感が…。
午前9時を過ぎた頃から、長門川方面からのボートが増えてきた。
SRVまで行った天照、阿修羅が上流にバウを向けたところで
帝釈、C.B.秀も踵を返して上流へ向かう。
帝釈「んまぁ~勝負は水温が上がってからよ。
表水温はおそらく14℃くらいまでいくだろうから、
そのタイミングでどのエリアに入るかを今はチェックするのみじゃな」
水門を越えたところでエリア選択を熟考する。
大方の戦略が決まったところで何気なく前方を見ると、
師匠板坂の一番弟子である“コッスィー”こと越川君を発見。
情報を得るべくコッスィーと合流。
聞けば、アタリもないとのこと。。
そして再々度の嫌な予感…。
北岸にある南向きのシャローを狙うのが定石なのだろうが、
三度の嫌な予感に、早くも諦めムードの帝釈&C.B.秀。
対岸に移動する勢いも失せ、そのまま南岸の寒々しい日陰をダラダラと流す。
戦術的にはジグ&ジャンボポークをフラットからブレイクエッジにフォールさせ
ロングポーズ。そしてマイクロシェイクから再びロングポーズ。
それをマシーンのように繰り返すのみ。
コッスィーとお別れし、寒々しい日陰側を流し始めた数分後、
本日初の生命感をエッジプライド605が捉えた。
ロングポーズからマイクロシェイクに移ろうとロッドを立てた瞬間、
ググ~っと春先特有の重ったる~いバイトを感知。
すかさずツマ先立ちの剛腕アワセを喰らわせた帝釈は、
その重量感に大黒鱒を確信。
少し離れたところで釣っていたコッスィーに
「キタよぉぉーーー!
デカイーよぉぉぉ!!」
と、割れんばかりの大シャウト。
久方ぶりのグラウンドランディングでがっちり胴体捕獲したその黒鱒は、
文句なしのジャスト50㎝。1850gの大黒鱒だった。
うぉら~!
文句あっか!!
久方ぶりのゴンザレス捕獲に浮き足立つかに見えた帝釈であったが、
帝釈「な~んであんなところに居ったんかのぅ…
まったく分からんわい…(ノД`)ヽ」
一応は冷静に考えているようだ。
帝釈「あ~プリがあと1本欲しいところじゃのぅ。
捕獲出来れば少しはパターンが見えてきそうなんじゃが…。
このまま終われば単なる事故で終わってしまうからのぅ。。。( -。-) =3」
そのままさらに上流へ向かい、通称IB場へ。
ジグ&ジャンボポークで探りを入れるも反応はない。
「ここ絶対ぇ居るべぇ~よぉ~!
(`□´) ノ」
と言うが早いか、すかさず02投入。
その1投目。
帝釈「おら食ったぁーー!!
(;`O´)o/ ̄ ̄~ >゜))彡」
ラインを船底に擦りながら、激しく逆サイドへの突っ込みを繰り返す黒鱒。
上がってきたのは42㎝、1100gのグッド黒鱒。
我、見切ったり!!
帝釈「うっしゃ、これでなんとなく見えたぜよ。フゥー (゜Д゜)y-~~~」
時刻は午後2時を過ぎ、表水温は14.8℃まで上昇。
まさに今からが勝負の時。
ゴンザレスとキロ黒鱒を捕獲したことにより、
“自身の戦略に狂いなし”と確信した帝釈は、
午前中にチェックした【大黒鱒立寄所】を徹底爆撃。
しかし…
結果は完全ノーバイト。。。そして本日終了。。。。
帝釈「やっぱ春先は甘くねぇやな…(〃´o`)=3 フゥ」
終了間際に天照から、“キロ黒鱒捕獲”との報告が入った。
あきらめないで良かった…。
師匠板坂とのツーショットを望むC.B.秀。
一生ついて行きま~す♪
( ^з^) y -☆
将監最強師弟タッグか!?
帝釈&師匠板坂
デコ討死同士で仲間割れ…(ノД`)ヽ