3月22日(土)午前1:30
ZENJIN号車中(帝釈の車)
醍婆「ア~ニキぃ~、最近煮詰まってきてっから
リフレッシュしに行きますかぁ~」
帝釈「リフレッシュって、なにでよ」
醍婆「リフレッシュっていったら、飲みか釣りでしょうよ!」
帝釈「酒も女もワシゃ要らぬ、釣りだったら行ってもいいけど…
いつよ?」
醍婆「明日!!」
帝釈「明日ってアンタ、今もう1時半よ。朝起きられんのかぁ?」
醍婆「すでに大川副御大には連絡済みだし、俺が起きるから大丈夫っすよ♪」
帝釈「副御大も行くってか?んだば行かなきゃならんの、
飯オゴッて貰おっと♪」
トミ助「と、トミ助ですが、明日釣りいくの?」
醍婆「行くんですか?だろうがぁー!誰に言ってんだゴラァ!!
口の利き方気ぃつけいやアホンダラァ!!」
トミ助「すすすいません、お行きになるんですか?」
醍婆「トミも行きてぇのか?」
トミ助「え~ま~少し…」
醍婆「どっちなんじゃいハッキリせいやーー!\(`O´θ☆/(x_x)」
トミ助「い、い、行きたいです!」
帝釈「んだば醍婆クン、朝電話ヨロピコねん♪」
醍婆「うぃ~っ。んじゃトミ助は、明日の朝俺んちに電話してねん♪」
トミ助「マ、マジすか…」
3月22日(土)午後1:30
<帝釈の携帯鳴る>
帝釈「はいはい」
トミ助「ト、トミ助です…」
帝釈「おっと、今何時?」
トミ助「えええっと…1時半です…」
帝釈「マジっ!大川副御大は?」
トミ助「連絡とれませんです」
帝釈「醍婆はどうしたん?」
トミ助「10時から電話し続けて、やっと今起きましたぁ」
帝釈「醍婆め…」
3月22日(土)午後4:00
<帝釈屋敷全員集合>
帝釈「あ~あ、もう4時だぜ~。マジ行くの?」
トミ助「………………」
醍婆「やめましょっか!!俺、明日朝早いし♪♪」
帝釈「絶対行く…(~_ーメ)」
というわけで、出陣したのが午後4時。(笑)
己が先陣であるはずの醍婆は、身勝手にもテンションが下がりまくっておったが、
総帥の権威で帝釈が無理矢理車にのせ毘沙門号出陣。
一番テンションが低かったはずの帝釈だったが、結局一番気合が入っていた。
本日は本年度TEAM-ZENJIN初釣りにも関わらず、
時間が時間だったので黒鱒釣りはあきらめ、鯉関係にチェンジした。
帝釈「んで、どこ行く?吸い込みも餌も、鈴もケミも、
なんもないから釣具屋も寄らなきゃならんぞ」
醍婆「近場にしましょ、近場に♪」
帝釈「近場なら江戸川だな、でも多分釣れないから、
釣りたきゃ利根川まで行くしかねぇ~ぜよ」
醍婆「大丈夫、絶対釣れますって!!江戸川でOKOK!
近いが一番、レッツだゴ~~♪♪」
帝釈「トミ助、利根川行くぞ」
とみ助「了解です!」
醍婆「………(T-T)」
途中釣具屋、コンビ二に寄って戦備を調え、渋滞にはまりながら、利根川に到着したのは、なんと午後7時になっていた(笑)しかも小雨が降ってきた。
しかしながら今日は、2003年TEAM-ZENJIN出陣式でありまた、トミ助の初陣でもある。
寒い小雨の中の夜釣りで、しかも対戦相手は黒鱒ではない。最悪の条件ではあったが、流石は日頃から鍛え抜かれしZENJIN衆、若干一名を除いて戦闘準備万端、テンションはピークに達した。
チョッと解説
今回の予定対戦相手は「こい、にごい、あめりかなまず」の3種。
吸い込み仕掛けにネリ餌をつけ、40mくらい投げる。後は、竿先に鈴をつけて鈴が鳴るまでひたすら待つのみ。
今回は夜釣りだったので、竿先に鈴と一緒に夜光グッズの「ケミホタル」を付けました。これがあると車の中で待機していても、よく見えます。感じ的には竿先にホタルがとまってる感じですかね。
まぁいたって簡単な釣り方で、大したもんでは御座いません(笑)
とりあえず、低テンションの醍婆も仕掛けを投入し、3人並んでアタリを待った。
しかし寒い・・・、流石に夜の川岸は寒く、風も吹き、小雨とはいえ雨は冷たい。
案の定、醍婆が真っ先に車に乗り込み、シートを倒し眠りにつく勢いをみせる。
帝釈と、トミ助は頑張っていたが、やはり寒さ厳しく車中でアタリを待つことにした。
30分くらい経過したあたりで、すでにダレダレの醍婆は
「眠ぇ~みぃ、眠ぇ~~みぃ」を連発し、黄泉の国に旅立とうとしていた。
3月22日(土)午後8:00
<醍婆目覚める>
帝釈「おい、醍婆のロッドかかってんじゃないの?」
醍婆「ヘ?(-_ゞ」
帝釈「ヘじゃなくて、きてんじゃないのあれ。鈴鳴ってんぞ」
醍婆「よっしゃキタぁーー!!」
あれほどまでの低テンション状態を、一撃でブレイクさせる男醍婆。
大シャウト&猛ダッシュでロッドを握り、大きくアワセてリールを巻く巻く。
帝釈、トミ助も渋々車をおりて醍婆に付きあう。
帝釈「どんなん?デカそう?」
醍婆「分かんねっす!(`□´)」
んで釣れたのがこれ。
コメント:
いやぁ~途中で枝みたいなのに引っかかっちゃって、どうなる事かと思ったんすけど、なんとか捕獲出来てよかったっす。ナイスなデスフッキングでした!!
醍婆「今日は調子イイっすぜぇ~、やっぱ利根川っすな!」
帝釈「あっそ…」
トミ助「だ、だ、醍婆さんイイなぁ~、自分も釣りたいっすよぉ」
醍婆「トミ助、餌作れ餌!俺がトミ助の代わりにポイントに投げてやっから」
トミ助「うっす!」
一旦全員巻上げ、餌を付け直し、再び投入。
さっきのダレダレ低テンション醍婆はもはやここにはおらず、「あれっ?アニキまだ釣れねぇんすかぁ~?」などと抜かし、帝釈を挑発。更には、キャスティングがまだ上手くないトミ助の代わりにポイント投入してあげるなどし、春先の夜釣りを満喫していた。
3月22日(土)午後9:00
<初陣>
チャリンチャリリ~ン♪(鈴の音)
醍婆「おっと、とみのとみの、トミ助のじゃねぇ~の!」
帝釈「早く行け~!」
トミ助「う、うっす」
帝釈「……………」
醍婆「ププププ…(堪笑)」
帝釈「ヤッベぇ~俺だけアタリもねぇ…」
トミ助初陣を飾。
コメント:
えええっとぉ…その…まぁあの…自分的にはその…これってその…何ていう魚ですか…???
ああマグロっていうんですか。
ど、ど、どうもご苦労様でした…。
3月22日(土)午後10:00
ここで、醍婆、トミ助ともに1尾ずつゲット。
ここまでにも両名何度か鈴を鳴らし、アワセることがあったが捕獲は至らなかった。
表面上は涼しげな顔をしておりながらも、心中穏やかではない男がいた。
帝釈である。
<醍婆踊る>
「再び全員巻上げ、餌を付け直し、再投入。
その直後…。
チャリンチャリリ~ン♪
醍婆「うりゃうりゃうりゃ~!またキタぞぉ~!!」(猛ダッシュ)
帝釈「チっ、マジかよ…ヤバイな俺…」
チャリンチャリリ~ン♪
トミ助「お、お、俺のだぁ~」
帝釈「げっ、トミ助までも…」
醍婆「つ、ついに俺の時代が来たーー!!今日こそはアニキに勝てるぞぉ~~♪」
帝釈「………………」
結局トミ助の鈴を鳴らした魚は、のせるまでには至らなかったが
醍婆は踊った。
本日のミニマム。
コメント:
うへぇ~ちいせぇ~、でも一匹は一匹だもんな♪今日の俺は誰にも止められんよ(笑)
ねぇ~ア・二・キ♪」
醍婆「あぁ~釣った釣った♪そろそろ帰りましょうかね」
帝釈「殺す…(~_ーメ)」
3月22日(土)午後11:10
再び全員巻上げ、餌を付け直し再投入後、車中待機。
帝釈「♪丘を越え行こ~よ~
口笛吹きつぅ~つぅ~~!!!!」
帝釈「♪空は澄~み~青空ぁ~!!」
トミ助「あの…結構降ってるんですけど雨…(-。-;) ボソッ」
醍婆「バカヤロッ、なんちゅうことを…( ̄▽ ̄;」
帝釈「おぅ、とみ助よ~今なんか言ったか?(–メ)」
帝釈「オラオラおめぇ~ら、餌作れ餌~!!」
「俺の餌だけ何か混物入れとるんや
ないじゃろうのぅーー!!」
醍婆、トミ助「始まっちったよ…」
<ラッシュ>
フテ眠している帝釈のロッドが遂に火を噴いた。
チャリンチャリリ~ン♪
帝釈「フッ、やっときおったわい」
(落ち着きはらった表情とはウラハラに、足がもつれてコケた(笑)
帝釈「うりゃ!」
「とりあえず一匹ゲットじゃのぅ」
ふ~っ、やっとキタ…。
コメント:
とりあえず一本!
自分は最低でも35upを狙っていたんで、周りが釣れてても全然気になりませんでした。
う、うそです…(T-T)
帝釈「ふ~っ、やっと釣れたよ♪」
トミ助「こ、これで一安心…」
醍婆「コイツっ、またよけいなことを言いおって…」
帝釈「ん?なんか言ったかいトミーズ君?」
トミ助「い、いえ別に…」
帝釈「いやいや~君の作った餌がヨカッタんだねぇ~♪」
トミ助「あ、ありがとう御座います…」
醍婆「マジで単純な人だ…」
チャリンチャリリ~ン♪
醍婆「お?アニキのじゃねぇ~のアレ?」
帝釈「キタキタキターーーー!!」
醍婆「やべっ、並ばれた。バレねぇかなぁ…(-。-)ボソッ」
帝釈「なんじゃおんどりゃぁーー!
なんか聞こえたどぉ醍婆よ!!!」
醍婆「な、なんも言ってないっすよぉ~!」
かる~く40オーバーね♪
コメント:
ワシが少し本気だしたらこんなもんですわ。
これで醍婆と並びましたのぅ(笑)
これからが勝負でっせ!(゛`O´)/
帝釈「どうした醍婆よ、おとなしくなってしもうたのぅ(笑)」
醍婆「くっそぉ~今日こそは勝てると思ったのによぉ~(TOT)」
帝釈「1億年早いわ、アホンダラ!」
醍婆「うぬぬぬ…」
醍婆「トミ助ー!餌作らんかい餌ぁーー!!」
トミ助「マ、マジすか…」
3月23日(日)午前0:30
「打倒妙音」の千載一遇のチャンスだったが、帝釈の逆襲にビビる醍婆。
追われる立場となると、途端にやる気をなくす醍婆は、またもや「眠ぇ~みぃ眠ぇ~~みぃ」を連発しだし、勢いに乗る帝釈は、鬼の眼差しで竿先を睨む。
静かに後部座席でたたずむトミ助は、予想どおり携帯エロサイトに没頭していた。
時間も深夜0時を過ぎ、ZENJIN衆にも疲れがみえてきた。
ここが正念場だ。
<決着>
帝釈「……………」
醍婆「……………」
トミ助「…………………ピ、ピピ」
醍婆「ヤカましゃ~おんどりゃ~!
まだエロサイト見とんかゴルラァーー!!」
チャリンチャリンチャリり~ン♪♪
トミ助「オ、オレのすか?」
帝釈「ん?」
醍婆「俺のかぁーーー!!?」
帝釈「勝負あったのぅ…( ̄ー ̄)」
ワシのじゃーーーー!!!!」
(;`O´)o/ ̄ ̄ ̄~ >゜))))彡
帝釈「いや~ごっつぁん、ごっつぁん」
醍婆「やっぱり勝てんのか…」
トミ助「………………ピ、ピピ」
醍婆「トミ助…お前って野郎は…(-_-x)」
しゃぁ~~しゃっしゃっしゃっぁ!!
コメント:
「肉を斬らせて骨を断つ」
よう覚えておけ、醍婆&トミーズよ。
妙音マジックここに極まれり♪♪
帝釈「さてさて、時間も遅いしもう帰ろうかね♪」
醍婆、トミ助「うぃ~~っす」
帝釈「しっかしトミーズ君は釣り上手くなったねぇ~」
トミ助「あ、ありがとう御座います…(初めてなのに(-.-)ボソッ)
帝釈「いや~醍婆クンは惜しかったね、もうチョッとで勝・て・た・のにねぇ~」
醍婆「うぬぬぬ…」
帝釈「あ、醍婆クン運転はいいよいいよ、僕がしてあげるからん♪」
醍婆「そっすか…」
帝釈「さぁみんな~!歌いながら帰ろぉ~♪♪」
醍婆「付き合いきれん…」
トミ助「……………ピ、ピピ」
醍婆「トミ助…(T-T)」
2003・3・22
TEAM-ZENJIN 利根川決戦 結果
名前 | 魚・尾数 |
---|---|
帝釈 | あめりかなます 3 |
醍婆 | あめりかなます 2 |
トミ助 | にごい 1 |