第二回八郎潟遠征軍 初日

初日

6月25日(水)午後9:00

<帝釈屋敷集合>

いよいよ八郎潟出陣の日がやってきた!
去年の出陣では、出立時刻が大幅に遅れ、八郎潟に本陣を張ったのは朝の9時を過ぎてしまった。

此度は断じて、翌早朝から釣るぞぉ~!ってなもので気合満々で帝釈屋敷にPM9:00、弥勒、不動共に集合完了。特に不動は、ぎっくり腰をおしての出陣であったが、気合は漲っている。ボート、エンジン、エレキ、バッテリー、タックル、テント、ベッドetc…。更には4日分の荷物を積み込み、帝釈の愛鉄馬【毘沙門号】はフル満載。

まずは軽く記念撮影。

帝釈「各々方、準備は宜しゅう御座るかの」

弥勒、不動「応ーーー!!」

妙音「いざ!!!」

気合一発、帝釈は意気揚々と毘沙門号に鞭を入れた…が…」

「ガタンッ!!ガックンッ!」

帝釈「なんじゃ今の振動は」

弥勒「なんすかネ?」

不動「何か踏んだようじゃが…」

 

帝釈「まさか…ちょっと見てくる」

 

「のぉーーーーーーー!!」

 

雄叫びを上げ、フラフラと放心状態で車に戻った帝釈が手にしていた物はバラバラになったビデオカメラだった。車の中でも撮影しようと、デジカメやらなんやら入れておいたバッグを積み忘れていたのであった。

 

帝釈「うぅぅぅ、俺もう八郎行きたくない…(TOT)」

不動「大丈夫だよ、直るであろうよ」

弥勒「そっスよ、現地で修理出しましょうぜ」

帝釈「絶対無理に決まっとるだろうがぁ~!」
「液晶グチャグチャやんけぇ~!!(TロT)」

「新しいの買う!中古探して買う!
ぜ~~ったい買う!!!」

弥勒、不動「好きにせい!!」

 

帝釈「ほら~~弥勒は野球の試合を撮るので必要だろうし不動は、いかがわしい画像も沢山撮れるじゃん!俺、頑張って往復運転もするからさぁ
だからさぁ…
皆でお金出し合って買おうね♪」

弥勒、不動「…………」

 

この後、道中約8時間に渡り、訳の分からん理由を並べまくり
結局3人で中古を買う交渉を成立させた。

恐るべし帝釈。

 

6月26日(木)午前6:00

<八郎潟着陣>

約束通り、まず往路の運転を交代なしで帝釈が乗り切り約8時間で八郎潟に着陣。本陣となるテントを張り、まずは軍議に入った。

帝釈「ふあぁ~眠~っみい(/0 ̄) 」
さてさて、まずは中古ビデオ屋を探さねばなりますまいのぅ( ̄ー ̄)ニヤリ」

弥勒、不動「…………」

帝釈「不動殿は腰を休めて頂くとして
弥勒君、僕と一緒に秋田の街に繰り出すと致しましょうかのぅ」

弥勒「うぃ~っす」

帝釈「では不動殿、留守を頼みましたぞ」

不動「おりゃ寝てるで」

 

帝釈、弥勒二人で秋田の街に出たが、これが結構時間がかかる
市街まで1時間位。

土地感がゼロの為、とりあえず秋田駅前交番で聞く
中古が売ってそうな場所、村●質店、O●ID●KIなどの場所を聞き、
ビデオカメラを探した。

質店に行くも、如何せん現金が乏しい為に、カードを使える店じゃないとダメという事でパス

続いてO●ID●KIというリサイクルショップにて物色。

 

帝釈「あったあったー!!同じやつ!」

弥勒「あ、ホントだ同じやつだ」

無残な最期を遂げたビデオカメラと全く同じものが売っていた。

帝釈「よっしゃこれじゃ、これで決まりじゃ!」

弥勒「幾らすか?」

帝釈「えっと~65000円…
高けぇ~~~~(ToT)

でもまぁしゃぁ~ないで御座ろうよ、ハハハ( ̄▽ ̄;)
これで弥勒も野球の試合が撮影出来るんだね!よかったねぇ~」

弥勒「ちょっと俺、頭痛くなってきたんで外行って来ます( ̄个 ̄) 」

帝釈「ぬはは、チャ~~ンス…( ̄▼ ̄)ノ」
店員さ~ん、これ頂戴!」

店員「へい毎度!!」

帝釈「弥勒君、買っといたよこれ」

弥勒「マ、マジすか!!?」

帝釈「はい、次行くよ次♪」

弥勒「俺また気持ち悪くなってきたんで便所…(T△T)」

 

震えながら便所に行った弥勒をよそに、帝釈は取説に没頭していた。

準備不足もあって、いろいろ細かいものを忘れていた為
その後、イエローハット、ホームセンター、コンビニ、GSなどに行きSUKIYAの牛丼を食い、不動には弁当を買い、ようやっと本陣に戻ったのが午後1時を過ぎていた。

 

不動「遅かったのぅ」

帝釈「マジ疲れた…」

弥勒「不動殿、総帥がマジでVカメラを購入してしまいましたぞ~(T△T)」

不動「マジでぇ~?!」

帝釈「さぁ~て、Vカメラのテストしなくちゃねぇ~♪♪
どれどれ、ん?…うむむむ…(怒震)…うヌヌヌ…(~_ーメ)」

不動「どうしたん?」

帝釈「音が出ない…」

弥勒「やられましたな」

帝釈「あの店員めぇ~バッタもん売りつけおってからにぃ~!!
弥勒ーー!!!すぐ電話せい!!!ヾ(。`Д´。)ノ彡」

電話店員「トゥルルル、ガチャ。はい毎度!」

帝釈「ゴルァ!!バッタもん売りつけおってからに!こっちゃぁ~千葉から遥々八郎潟来てんだぞぉ~
早く釣りしてぇ~んだぁ!今から取りに来て交換しやがれ!!」

店員「あの~すみません全然意味が分からないのですが…(T-T)」

不動「帝釈よ、電話貸してみ
あのですねぇ~赫々云々で…」

 

怒り狂った帝釈は、ヘッドの汚れかもしれないと言う店員の申し開きに対し一旦は指示に従い電気屋さんでクリーニングテープを買った。しかし、テープ代金をリサイクルショップの名前で領収書をきらせ店に払わせることにした(笑)

しかし結局クリーニングテープではVカメラは直らず荒れ狂う帝釈の代わりに、不動が再び店に行くこととなる。

 

帝釈「では不動殿、何卒宜しゅう御願い致しまするぞもしなにか御座ったならば、すぐに連絡を下されよ」

不動「あいよ。まぁドライブがてら秋田の街を徘徊してくっから、釣りして待っててくれ」

帝釈「ありがたき御言葉」

弥勒「ふ~っ、これでやっと一安心」

 

不動になだめられた帝釈ではあったが

「Vカメラがない時に50up釣れちゃったらどうすんだぁ~」

などとホザき、釣りもやらずにテントのベッドでフテ寝していた。
弥勒はというと、付き合いきれんとばかりに一人で陸っぱりで釣りを始めていた。

 

 

弥勒「キタキター!!」

帝釈「ん?」

弥勒「一番槍ぃ~♪」

帝釈「あやつめ、抜駆けしおったな~!」

 

本日の一番槍

黒鱒 31cm
【CB-350】
コメント:
いや~帝釈さんには付き合いきれんので、とりあえず1匹釣っときました。

帝釈「おのれ弥勒めぇ~!」

 

そうこうしているうちに、不動から電話が入った。

 

不動「やっぱ直んないから返品するしかないんだとよ…」

帝釈「んじゃ、違うの買うしかないじゃん」

不動「んだね、で、どれにするよ?いろいろあるでよ」

帝釈「そうで御座るのぅ、さっき見た記憶では
パナソニックのが69000円であったで御座ろう」

不動「おぉ、あるぞ」

帝釈「ちょっと店員に電話変わって下されよ」

 

店員「は、はい、な、何で御座いましょうか…{{(*><*)}}」 帝釈「そのパナソニックのやつ、さっきの値段で売って下さる♪」 店員「いや、それはその…」 帝釈「バッタもんの不良品のせいで、店まで往復2時間もかかる所を 2回も行ってんだぞぉ~ 客から買い取る時に、なんでちゃ~んと検品しなかったんじゃ? とにかく、御頼み申す(怒)」   店員「わ、分かりました…(T-T)」   Vカメラを値切り、交渉成立。 不動の帰りを本陣で待った。 しばらくして不動が帰陣。 時すでに、午後3時半を過ぎていた…。   帝釈「ご苦労様に御座る」 不動「待っててくれたかや?」 弥勒「さてさて、やっと出航出来まっせ」 帝釈「んだねんだね」     初日早朝からバクバクと釣るつもりで、前夜早めに出陣したというのに なんだかんだとあって、やっとのおもいで煩悩号出航になったのは 午後4時を過ぎていた…前途多難の前兆か…。 天気も非常に悪く、普段の行いの悪さを象徴している。 予報では、今週一杯雨らしい。雨だけならばまだ耐えられるが、 波、風ともに激しいとの事、まったくもって最悪の状況。 しかも、最終日と最終日前日は週末であり、いくら八郎潟とはいえ 多少の混雑が予想される。 流石のZENJIN衆も、意気消沈ぎみ。 さてさて今年の八郎潟遠征、どうなることか。 力をつけた弥勒が帝釈を抑え、師匠越えを果すか… はたまた、ぎっくり腰の不動が飲んだくれて爆釣するのか… フタを開ければやっぱり帝釈が影も踏ませず押し切るのか… 2003年TEAM-ZENJIN八郎潟決戦だ。   チョッと解説 満を持しての八郎潟決戦。八郎潟は広い! 干拓事業で埋め立てられるまでは、なんてったって琵琶湖に次ぐ 全国2番目の面積だった! 一応地図を載っけておきまする。 関東から遠いこの地は、Basserの数も少なく 元気のいい黒鱒君達が沢山いるいる。 普段、関東の混雑レイク&リバーで、チマチマとミミズの様なルアーで 釣りをしているZENJIN衆達も、この日ばかりは親の仇のように 豪快な釣りをするのだ!

とりあえず、去年猛爆した東部承水路のブレイクから始めることにした。
岸から沖に向かって150mほど、水深1.3mのシャローフラットが張り出し
水深3.7m前後まで落ち込むブレイクラインだ。
通称「柳ブレイク」(その名の由来は長くなるので省略)

帝釈「相変わらず誰も浮いてねぇ~やな、ぬははは」

弥勒「まったくですな( ̄ー ̄)ニヤリ」

不動「これならワシにでもまた爆釣だなや~( ( ( ´o`)ロ(すでに酔っ払い)」

 

6月26日(木)午後4:20

<釣れねぇ~>

帝釈「さ~て、何から投げるかのぅ。まずはでっかくペッパーマグナム!」

弥勒「…ゴソゴソ…ゴソゴソ」

帝釈「おいおい弥勒よ、ここまで来てラバージグはねぇ~だろうよ」

弥勒「いやほら、とりあえず一匹釣りたいじゃないすかぁ」

帝釈「チッ、ったく夢のねぇ野郎だ
不動はどうする?とりあえず慣れるまでは弥勒のタックル借りて使ってね
俺の使うのは明日以降ね♪」

 

去年に引き続き、自分のタックルも無いままに強行出陣した不動
手ぶらで秋田まで釣りしに行くオヤジがどこにいる(爆)
まったく付き合いのいいオヤジだ。

 

不動「今思ったんじゃが、ここは釣れん気がする。
ワシは見学&ビデオ撮影じゃ⊂(^^ ) ゴクゴク」

帝釈「なんだそりゃ??」

 

 

1時間経過…

 

帝釈「やべっ、マジ釣れねぇ~」

弥勒「おっかしいなぁ~」

不動「フフフ、だから言ったであろうが( ̄ー ̄)」
おぉ~八郎潟の水神よ!こやつらに釣らせてやってくれ~い!
( ( ( ´o`)ロ <(ウップ)」 帝釈「おい、誰かこの酔っ払いなんとかしろ」   そうこうしてるうちに、ようやっと弥勒が大きくアワセた。   弥勒「やっとキタ…」 帝釈「まあまあじゃん」 弥勒「本日のボート一匹目なんで写真撮って下さ~い♪」 帝釈「……カメラ車に忘れちった(笑)」 弥勒「マジすかぁ~」 帝釈「まあまあ弥勒君、これから死ぬほど釣れるんだから」 弥勒「………(T-T)」     弥勒「またキタ!!連続フィ~シュ!!」 帝釈「やるねぇ~♪」 不動「水神め、やっとワシの祈りに気付きおったわい グビビビ…( ̄ーi ̄) たらり…」 帝釈「おい! 誰かこの怪しいオッサン沈めろ~!!」 不動「帝釈よ、ワシの力を侮ると恐ろしいぞよ(*~ρ~)ゞプハー」 帝釈「そんなんで釣れりゃぁ世話ねぇ~んだよ!!」     弥勒がラバージグでどうにか2尾捕獲したが、どうも様子がおかしい。 帝釈にいたってはアタリすら無く、かなり動揺していた。     帝釈「マジでアタリもねぇ~ぞ~!!」 弥勒「帝釈さん、もっと普通のルアー使ったほうが…(-_-;」 (帝釈のロッドには、12inの超ビッグなワームがぶらさがっていた) 帝釈「うるせぇ~!! こんなとこまで来て普通の釣りなんかやってられっかぁ~!!!」 やい不動!!俺のワームに食ってくるように祈りやがれ!!!」 弥勒「ぷっ、結局頼んでやがんの(笑)」   不動「……しばし瞑想」 「ワシは心の清い者の願いしか祈らん」 帝釈「うぬぬぬぬぬ…」 「あぁ~やめたやめた!!カメラ取りに車戻っぞ!!」     結局「柳ブレイク」では、弥勒がなんとか2匹捕獲したものの まったく後が続かず、煩悩号は一時車に戻った。   本陣に戻りカメラをワシ掴みにした帝釈は 帝釈「アッタマきた、葦撃つぞ葦!!」 弥勒「え゛~っ、普通じゃないすかそれ~」 帝釈「だいたいな~こんな風強ぇ~日に、 沖のブレイクなんざぁ操船が面倒なんだよ!! ちょっと魚探から目ぇ~離したら、ポジション訳わかんなくなっちまうしよ~ いいよなぁ~後ろの野郎はよ~、ぼけ~っと投げてりゃいいんだからよ~ 弥勒!お前操船代われ!!」   弥勒「葦行きましょう!!葦!!!」 帝釈「それでよしψ(`∇´)ψ」   弥勒はいまだにエレキの操船が下手なのであった…。 まったくダメダメな「柳ブレイク」を見切り、 東部承水路西岸の葦関係を撃つ作戦に変更。   帝釈「やい不動!!この辺は釣れそうか!!」 弥勒「ぶっ、やっぱ気にしてやがんの(笑)」 不動「そうじゃのぅ…ほれ、あのザリガニのワームがあったろうが」 帝釈「おぉ、ゲーリークローな」 不動「それじゃそれじゃ、それが釣れそうじゃ( ( ( ´o`)ロ <(ウップ)」 帝釈「ったく、ホントかよオヤジ!!」 不動「………瞑想」     不動の怪しげな妖術に半信半疑の帝釈だったが、背に腹は変えられぬと 躊躇無くゲーリークローをチョイス(笑) 初め、スモールサイズのゲーリークローを握ったが、しかしそこは帝釈も意地を出し ラージサイズのクローをセットしキャスト開始。   弥勒「あ~ぁ、結局オヤジのまやかしに嵌ったか、はぁ~情けない…」 帝釈「うるせー!!(ノ-o-)ノ 見てろよ~っ」 帝釈「どりゃせ~フィ~ッシュ!!」 (;`ー´)o/ ̄ ̄ ̄ ̄~ >°))))彡 弥勒「マジすか?(笑)」 帝釈「マジっすよ!!」 不動「( ̄ー ̄)ニヤリ」   帝釈「不動殿ぉ~!」 不動「謙虚が一番じゃξ\(^。^ )))))」 弥勒「なんか怖い…」   帝釈「あらら、またキタよ!!」 不動「再び( ̄ー ̄)ニヤリ」 弥勒「マジで怖い…{{(*><*)}}」 その後、またしても帝釈が2尾追加。

不動の神通力か…

黒鱒 30、32cm 【GaryクローのでっかいほうWM 1/4oz】

コメント:
まったく不動とは怪しげなオヤジよ。なんだか釣らされたような気持ちで御座る。なんとも情けなく、複雑な気持ちで御座る…。

不動「( ( ( ´o`)ロ <(ウップ)」 帝釈「このオヤジにそんな力が…」 弥勒「夢見そうだ…」 弥勒は、不動の怪しげな妖術に完全にペースを崩され、あえなく撃沈。 不動は結局一度もロッドを振らずに初日終了。 いったい何しに来たんだこのオヤジは…。 午後9:00、去年同様「ポルダー潟の湯」という温泉に入り テント内で一盃やりながら、今日の反省会&軍議をして、午前0:00就寝。 帝釈、弥勒はテントのベッド。不動は車中で寝た。 おやすみ~。       6月27日(金)午前3:00 <寒っ!> 弥勒「さむーいっ!!((p(>_<)q)) おいおいもう7月だぜぇ~!なんでこんなに寒いんだ…」 帝釈「ジュルルル ( ̄q ̄)zzz」 弥勒「この人…Tシャツ短パンだよ…(-_-;) 見てるこっちが寒くなるぜ{{{{(+_+)}}}}寒ううぅ~」   帝釈「Zzz (´~`) むにゃむにゃ」    

2003・6・26
TEAM-ZENJIN 八郎潟遠征軍 結果

名前 魚・尾数
帝釈 黒鱒 4
弥勒 黒鱒 3
不動 見学・撮影