VS
両軍気合の出陣。
開始早々、新メンバーミッカンがまさかの一番槍。
その後、
帝釈は総帥の余裕でテキトウに何尾か捕獲。
しっかし夏の将監川は、どうしてもサイズが落ちる。
釣り方が悪いので御座ろうか…。
この日最大の事件は夕暮れ時に待っていた。
帝釈のバックシートで釣っていた阿修羅のフルスイングで放ったポッパー。
「バシュ!!!」
「ぃ痛ぇーー!!!」
帝釈が大シャウト。
そしてその直後、帝釈はその場で崩れ落ちた。
もはや説明不要。
阿修羅の放ったポッパーは、帝釈の背中にブラ下がっていた。
悶絶の痛みに耐え、近くに浮いていた文殊を呼ぶ。
動揺し言葉も無い阿修羅をかばい、文殊が実況見分に入った。
文殊「え~カエシまでザックリです」
帝釈「クゥ~、病院に行って切開も面倒だな」
文殊「かと言ってこのままでは…」
帝釈「よ~し、俺は限界まで耐え忍ぶゆえに、
ペンチでも何でも使うてブチ抜いてくれや!!!」
文殊「宜しゅう御座るか…」
帝釈「構わぬ、ブチ抜け!!!」
文殊「では…いざぁ!」
ブチッ!!
帝釈「ぬおぉーー(涙)」
文殊がペンチでイッキに引き抜き、帝釈は堪らずその場でヘタレこんだ。
トリプルフックを引き伸ばす帝釈の背中って…。
帝釈談
ワシの肉体に傷をつけようなんざぁ、百年ハワイヤン。
我、フックに勝てり。。。
WINNER TEAM
総帥の肉片を真近に見て、意気消沈の阿修羅。
なぜか一番元気な帝釈。
LOOSER TEAM
敗者、多くを語らず…。