一昨日の北浦撃沈に納得がいかない帝釈は、異常な執念を燃やし
前日のSダムに続きこの日で3日連続出陣になるも、
再度北浦への出陣を断行。
この日も文殊と同陣の予定であったが、文殊は前日のSダム出陣後
不眠のバイトにて心身共に疲労のピーク。
帝釈の早朝電話にて、ギブ宣言。
文殊脱落に動じることなく、単独で戦いに挑む帝釈
午前4時出陣、午前5時45分北浦着陣。
一昨日前から状況が急好転するとは思えなかったが、
そのパターンがハマッた時の凄まじさを捨八から聞いているだけに、
もしかしたら…を期待してしまうのだ。
しかし…
結論から言うと、この日も水の動きはごく僅か
というよりも殆ど皆無、一昨日よりさらに状況は悪化していた。
諦めきれない帝釈は、僅かな望みをかけ広大な北浦を偵察。
徘徊すること1時間30分、竿を出した時間10分。
見事に討死と相成る。
3日で睡眠6時間、気力体力ともに限界に達する帝釈
ヨロヨロとした運転で帰陣途中、将監川沿いの道を走る。
「う~む、チョロっと撃ってから帰ろう」
大阿呆としか言いようのない釣り馬鹿であった。
時間も中途半端、体力の消耗もピークであったため
ガチンコの釣りはせず、前回見つけたよさげな沖ストのチェックと、
4月14日デビューさせたセンちゃん改02のチェックだけすることにした。
とりあえずビッグチキンカツ弁当を食う。
前回偶然見つけた沖のストラクチャー2ヶ所を狙う予定だったが、
情けなくも1ヶ所見失ってしまう。
センちゃん改02のチェックも兼ねて、残る1ヶ所を攻めるもノーバイト。
無茶苦茶期待していたポイントだけにかなり寂しい。
しかし凹んでいても仕方がないので、とりあえずセンちゃん改02を
さらに煮詰めるため上流に向かう。
緩やかなブレイクに於いて、沖に明確なストラクチャーを擁さず、
岸際のカバーに魚が薄いと思われるエリアから
黒鱒君を招くために考案した帝釈渾身の一作。
まずは設定通りのエリアから投入開始
ほどなく黒鱒君からのご挨拶あり。
サイズこそ小さかったが、イメージ通りに黒鱒君が釣れてくれたので
満足の帝釈。似たようなエリアをさらにチェック。
単発ではあるが、まぁまぁサイズの黒鱒君をポツポツと捕獲。
センちゃん改02の期待通りの活躍に、小躍りする帝釈。
調子よく3尾捕獲まではよかったが、その後完全ノーバイトが続く。
時間も午後5時30分を回り、残り時間は僅か
今日の黒鱒の反応をみるに、活性はワリと高いように見える。
活性が高く、釣れる時だからこそ、
せんちゃん02が効いているのか、はたまたどんなルアーにも
反応がいいのかを確かめるべきである。
ここで本来であれば、クランクベイトやスピナーベイトでも捕獲可能かを
チェックするべきなのだろうが、貧乏性の帝釈はハズシたくない一心から
「02への自信を確固たるものにしたい」
という大義名分を振りかざし、02のゴリ押しを断行。
そして2尾を追加。
5尾捕獲で本日フィニッシュ。
2005・4・27
TEAM-ZENJIN 将監川出陣 結果
名前 | 魚・尾数 |
帝釈 | 黒鱒 5 |