2005年も5月になり、ようやく醍婆が初出陣。
日々超多忙な仕事をこなす醍婆であるが故に、致し方なきことではあるが
ZENJINが若組に支配されつつある昨今、もう少し頑張って欲しいところだ。
此度の出陣は、いつものように当日深夜に決定するものではなく
前日の夜に醍婆からの電話で決定した。
醍婆「ア~ニキ~明日どうよ」
帝釈「いろいろとやることはあるが、醍婆の要請なら仕方なし」
待ち合わせは午前3時30分、帝釈屋敷集合。
醍婆は時間通りに到着するも、帝釈はバタバタ状態。
醍婆「な~にやっとるスか」
帝釈「02を製作しておる」
醍婆「02??」
帝釈「出陣記4月27日号を読みなさい ゞ(`´ )」
帝釈は前回の出陣でセンちゃん改02を使い切っていたのだ。
「これ結構手間がかかるんよ…(-。-;) ボソッ」
by 帝釈
約40分遅れで出陣し、将監川着陣午前5時過ぎ。
帝釈は本日もセンちゃん改02から。
醍婆もお約束のセンちゃ…ではなかった。
帝釈「なにゆえセンちゃんを出さぬか」
醍婆「だってよ~みんな馬鹿にするんだもんよ~」
周りのことなど意に介さないように見える醍婆であったが、
昨年あたりからZENJIN若組衆の間で囁かれている
「醍婆さんはセンちゃんでしか釣れない」
という噂を気にしているらしかった(笑)
リールを新調した醍婆はスピナーベイトから入る。
醍婆「今日はガグり場でガグるぜ!ψ(`∇´)ψ」
※ガグり場=
帝釈が醍婆の目の前でスピナーベイトのガーグリングにより
46㎝を捕獲した場所。
(出陣記2004/9/10参照)
※ガグる=
ガーグリング
(出陣記2004/9/10参照)
まずは先週に53㎝が捕獲された情報をもとに、
上流南岸を攻めつつガグり場へ向かう。
ここは普段ほとんど狙わないエリアだが、50upとくれば話しは別。
醍婆「アニキよ、そんなヘンテコリンなワームで釣れるんかい
ψ(`∇´)ψ」
帝釈「まぁ見ておれ( ̄・・ ̄)=3 フンッ」
と、言うが早いか立て続けに3尾捕獲。
醍婆「まぁ~こんなこともあるさ( ̄▽ ̄)ノ」
動揺を隠し切れない醍婆であったが、とりあえずの負け惜しみか。
「だったら俺もヘンなの作ったるわい!」
ヾ(。`Д´。)ノ彡
醍婆スペシャルワーム完成
その気持ち悪いフォルムから、自身でウケまくる醍婆
(醍婆談)
着水時、人間が飛び込むように見えることから名付けました。
見ようによってはザリガニにも見えます。
帝釈「どう見てもザリガニには見えんぞ( -。-)=3」
一人テンションを上げる醍婆を放置し、更に上流を流す
そしてガグリ場へ到着。
帝釈「ありゃ~これじゃぁガグれんぞ」
醍婆「………( ̄▽ ̄;」
ガグり場にドッシリと腰を下ろすヘラ師の姿があった。
仕方がないのでガグり場はスルー。
醍婆「あのコンクリートの縁が釣れそうだなぁ」
帝釈「そうかねぇ~ワシは一度も釣ったことないがね」
いい感じでシェードを構築しているコンクリート護岸である。
バックラッシュを直している醍婆を横目に、半信半疑でキャストの帝釈。
帝釈「きちゃった!
( ̄▽ ̄;o/ ̄ ̄~ >°))彡」
醍婆「やっぱ居ると思ったんだよぉ~!
ズリぃ~ぞアニキよ~ヾ(。`Д´。)ノ彡」
散々にセンちゃん改02をコケ落としていた醍婆であったが、
この一撃で信用せざるを得なくなる。
そして当然のことだが…
醍婆「それちょ~だい…(。-_-。)」
帝釈「イ・ヤ・ダ凸(▼▼メ」
その後チャラリと上流を流すもイマひとつ、
醍婆のリクエストにより下流にバウを向ける。
醍婆「やっぱこっちの方が釣れる気がするわなΨ(*`Д´*)Ψ」
帝釈「左様か」
気分一新でキャストを開始する醍婆、しかしノーバイト。
途中、何度もセンちゃんに手をかけそうになるが、
必死に耐える醍婆。
帝釈「使えばイイじゃんよヽ(^。^)丿」
醍婆「断じて使わん!!
炎炎炎(◇´*)ブオォォ(*`◇)炎炎炎」
そうこうしてる間に、帝釈が2尾追加。
午前9時にして6尾捕獲。
近年稀に見るスタートダッシュ。
ノーバイトながらも口だけは達者な醍婆であったが
ここでトドメの一撃を喰らう。
帝釈「デカ~い!!
(;`ー´)o/ ̄ ̄~ >°))彡」
帝釈「いやいや~今日はもう釣りイイや( ^。ー)y~~~」
醍婆「うぬぬぬ…
今日の俺はカメラ屋か…(~_ーメ)」
ここで帝釈は醍婆に操船を任せて余裕の休憩。
センちゃん以外で釣ることに執念を燃やす醍婆であったが(笑)、
ノーバイトが続く。。。
珍しくガッチリと休憩をとり、体力復活の帝釈。
その勢いは午後になっても衰えることなく、
バウを転じた上流で開始早々グッド黒鱒を捕獲。
続いて極小黒鱒捕獲。
何尾かのミニミニサイズを混ぜながらも、飽きない程度に捕獲する帝釈。
そして本日最後の黒鱒となる1尾を捕獲した帝釈がシャウト!
帝釈「何たる仕打ちかこりゃぁ!!!
炎炎炎(◇´*)ブオォ(*`◇)炎炎炎
醍婆「どうしたん?」
帝釈「これを見よ!!」
(゛`O´)/
帝釈が捕獲した黒鱒君の口から、切れたラインが出ていた。
口を開き中をのぞくと、ノドの奥深くにテキサスリグに結ばれた
【青いセンちゃん】が見えた。
醍婆「何とも可哀想に…」
Dr帝釈の緊急手術により、無事ワームを摘出成功。
気を取り直して釣り再開。
同船の帝釈に12対0の大差をつけられ意気消沈の醍婆。
帝釈「魚を確認してのバラシをいれたら15対0なんだけどのぅ¬(  ̄ー ̄)┌ フッ
再三に渡り、帝釈からセンちゃんを使うことを薦められながらも、
それを頑なに拒否してきた醍婆。
しかし、ここでとうとうギブ宣言。
帰り際のワンチャンス。
帝釈お薦めのポイントにて、醍婆にようやくアタリあり。
醍婆「キタキターー!!
(;`O´)o/ ̄ ̄~ >゜))彡」
ファイト時間、僅かに5秒。
凄まじい速さのリーリングであった(爆)
醍婆が捕獲完了したところで午後5時45分。
残り時間でボート屋周辺を攻めるもアタリなし。
醍婆ファイトの余韻の残るうちに撤収と相成った。
【帝釈談】
久方ぶりの2桁戦果で御座いまするわい!!
ただ今日は黒鱒君達の活性も高く、
他のアングラー達もそこそこ釣っていたようなので、
一概にセンちゃん改02の威力とは言い難いですな。
超タフタフの状況下での実践をもって、最終テストと致したい。
【醍婆談】
あの02とかいうワームはマジヤバイかも…。
しか~し!ワシの飛び込み人間も侮ることなかれ!(`□´)
2005・5・1
TEAM-ZENJIN 将監川決戦 結果
名前 | 魚・尾数 |
帝釈 | 黒鱒 12 |
醍婆 | 黒鱒 1 |