利根川水系に出陣。
何故にこの日、利根川水系出陣か…。
今思えば非常に腹立たしい理由なのでここでは御勘弁願いたく候。
結果、多くの方々に多大なるご迷惑をお掛け致しました事、
ここに心より謝罪致しまする。
誠に誠に申し訳御座いませんでした。
<(_ _)>
その理由、ZENJIN医和、醍婆、文殊のみ知るとだけ申し上げ候也。
この三名にも多大なるご迷惑をお掛け致しましたる事、
重ねてお詫び申し上げまする。
誠に誠に申し訳御座いませんでした。
<(_ _)>
理由はどうあれ、これもまた我が大切な出陣記の一頁と存ずる由、
ここに上道致しまする。
ゆえあって醍婆と将監川に浮きし時、すでに午後3時過ぎ。
レンタルボートも出払い、唯一和船系ボートが一艘あるのみ。
勿論エレキなどは無し。
半ばヤケクソで乗り込み出立。
風に舞う木ノ葉の如く、流され流され上流北岸を撃つ。
怒りに任せてセンちゃん改02をマシンガンキャスト。
こんな時でも黒鱒君は応えてくれた。
いつもは底抜けに陽気な醍婆も、全ての事情を知るがゆえに、
悔し涙を堪え無言でキャストを続ける帝釈に、かける言葉もない。
ほどなく帝釈が1尾追加。
同ベビーサイズの黒鱒君に、感謝の言葉をかけ即リリース。
そんな時、ZENJIN医和殿より電話あり。
「雅兄が水門周りで陸っぱりをしているので救助してあげて欲しい」
とのこと。
ほどなく雅兄より連絡あり。
風に流されながら救助に向かう。
柿崎殿ぉ~
雅兄とのほぼ一年ぶりの再会に、烈鬼と化した帝釈の心も和む。
聞けば、雅兄も帝釈とは別角度で傷心だった。
雅兄を救助し水門を越え、ボート屋へ向かい北岸を流す。
時はすでに午後5時を回り、残り時間はあと僅か。
生まれて初めて見る様々なトップウォータービッグプラグを
次々にローテし、豪快に放る雅兄に、帝釈、醍婆は只々唖然とするのみ。
そして雅兄のトップに待望のバイト!
しかし…。
無念にもノラず。。。
醍婆「(`O´)ノオー!!」
雅兄「あ~惜しかったな~、でも楽しめたからいいや!
ヾ(@^▽^@)ノ」
帝釈「なんたる心広き御仁よ…(ノ_<。)うっうっ」
そして本日最後になる黒鱒君を帝釈が掛ける。
醍婆とラインが絡まるトラブルがあったが、どうにか捕獲。
キロ黒鱒を捕獲し、ここでの釣りにケジメをつけた帝釈。
時間も6時を回り、これにて終了。
雅兄を最寄駅まで送り、再会を誓う。
利根川水系…。ここでは敢えてこの表現を使う。
本日の利根川水系での釣りにケジメをつけた帝釈であったが、
込み上げる義憤おさまることなく、醍婆を伴い次なる釣り場へ。
普段の醍婆ならブーブー文句を言うところであるが、
同情の醍婆は、自ら釣具屋で陣容を調え再出陣を促す。
帝釈「許せ醍婆よ…」
今月に入り次々と襲う理不尽なる不運に、帝釈の精神状態も限界に達していた。
元来、義に背く行為をどこまでも嫌悪してきた帝釈であったが、
此度はよくよく耐え忍んでいる。
かつて、広く「狂犬」と恐れられた面影は陰をひそめ、
牙を抜かれた「負犬」の様相か。
否、今はただ忍耐あるのみ…。
帝釈、醍婆の二回戦は行徳港での餌釣り(笑)。
しかし、カニさんの猛攻に遭えなく撃沈。
仕方なく浦安ディズニーランド周辺に移動。
ここはシーバスをルアーで狙う御仁等が多く、期待が持てそうな感じ。
しかし、ここでもノーバイト。
餌釣りなのに…(笑)
結果、午前4時30分撤収。
帝釈「醍婆よ、ここであらためて礼を申し上げる。
本日の御恩、断じて忘れぬ!!
本当に本当にありがとう。。。」
2005・5・21
TEAM-ZENJIN 利根川水系出陣 結果
名前 | 魚・尾数 |
帝釈 | 黒鱒 3 |
醍婆 | 援護に徹す |