2005/8/16~20 第四回八郎潟遠征軍 其ノ二!

18日(木)

前日、偵察が目的だったとはいえ、八郎潟最低記録となる1日3尾という最悪な戦果を出してしまった帝釈
あまりの戦慄に耐えられなくなり、己の全人脈をフル活用することを決意し、有名職業黒鱒釣師の方々始め、片っ端から電話をかけまくる。

これに加え、途中帝釈、否、アルミボート侍を見つけてお声を掛けて下さる温かき釣師の皆様の情報や、B.File三浦殿の情報を加味し、寝食を忘れて戦略を練った(笑)

当日予定コース。

先鋒、本湖北岸リップラップ。
次鋒、本湖南岸天王排水機場周り。
中堅、ジャイアント下流域。
副将、ジャイアント中上流域。
大将、再び本湖北岸リップラップ。

これで釣れなきゃ、ワシゃ~帰る!!
ヾ(。`Д´。)ノ彡
by 帝釈

寝坊もなく5時過ぎ出艇。
北岸リップラップから戦闘開始。

基本に忠実に、リップラップ約3mくらいまでをラバージグで狙う。

開始早々に帝釈オリジナルラバージグ【ボトムボンバー】が、今遠征最大の黒鱒君を含む、2尾を連れてきてくれた!

最大といっても44㎝なのだか…( -。-) =3

黒鱒 2尾
【ボトムボンバー(帝ラバ)】
コメント:
エエのぉ~本湖の魚って感じじゃのぅ~♪
これだから早起きは大切なのである。
とりあえず先鋒場は勝ちじゃな!!

上々の滑り出しかと思われたが、その後アタリが続かず移動を決意。

次鋒場の天王排水機場午前8時着。

地元の敏腕ガイド、エスカーラ海上剛氏の御教示により、スプリットショットでのこぼれゴロタ攻略を開始。

醍婆「アニキよ、普段見慣れぬワームばかり使いよりますのぅ」

帝釈「左様。
遠征、特に八郎潟のような比較的楽に釣らせて頂ける戦場では、普段一軍のタックルボックスに入れぬワーム君達の活躍の場になるんじゃ。
ホレ見てみい、このリングワームなどはもう二十年物じゃ。( ̄▽ ̄)ノ_彡」


海上氏
の御教示通り、小ぶりながらまずまず捕獲成功。

醍婆、なぜか写真一枚(笑)

続く中堅、ジャイアント下流域。 前日までの2日間、エスケープツインでの好戦果を帝釈に見せつけられた醍婆、 堪らず地元釣具店でソレを入手。 必勝で望んだ

ジャイアント下流

醍婆、見事にナイスコンディションを捕獲。 3日連続で叩きまくった

ジャイアント下流のピンスポット、 流石にストック切れか(笑)。

帝釈にいたっては数回の超ショートバイトで終わる。

ここまではまずますの戦果。 いよいよ副将、ジャイアント中上流域へ向かう。 ここはB.file三浦殿のお話し通り、岸際から結構な水深もあり期待出来そう。 ダラダラとバンクラインを流すのも芸がないので、 ブレイクに絡んだブッシュに

ヘビーテキサスリグをブチ込む。

醍婆「こういう風景は落ち着きますのぅ ψ(`∇´)ψ

帝釈「うむ、見慣れた景色に似ておるのぅ(笑) しか~し、どこぞのドブ川とはポテンシャルが違うぞ!(笑)」 ブッシュ内ではなかったが、開始早々帝釈のミスバイトをすかさず横取り! 否、フォローする醍婆

黒鱒
【Garyラバージグ】
コメント:
はいコレ。
アンタが取りこぼした黒鱒君。
油断しちゃ~いけませんよ。
Ψ(`∀´)Ψ
なんたる不覚…。
黒鱒君返せ!(゛`O´)/

途中、旧国鉄橋脚下を通過した際、その後帝釈、狙い通りブッシュの奥から黒鱒捕獲。

権兵衛殿と申される岸釣りの達人より お声を掛けて頂き、お薦めルアー&カラ-を御教示頂いた。 そして見事捕獲成功。

黒鱒
【ファットイカ】
コメント:
権兵衛殿の御教示により、チャートのファットイカで捕獲。
“郷に入らば郷に従え”先人の御言葉通りの戦果ですわい。
この時、それがしが所持していたファットイカのカラーは、奇しくもこのチャートのみ。正に以心伝心!なんのこっちゃ。
権兵衛殿、心より御礼申し上げまする。<(_ _)>

そのままジャイアント最上流部まで釣りあがったもののアタリなし。

権兵衛殿が申された水量、水質の変化はもとより、 エリアの風景がZENJIN衆のホーム釣り場に似ていた為、 水質の違いを念頭に入れず、川の中ほどにある橋脚やウィードを無視して 普段通りの超接近戦を挑んだ結果と判断。

魚は沢山いるはず!と断定し、明日の戦略に盛り込むこととする。 時間も夕刻を迎え、いよいよ大将場の己のポジションを見失わないように本湖北岸リップラップに向かう為、ジャイアントを出る。 しかし、ここで醍婆ブレイク行きを強く主張。
帝釈としても、一昨年、一昨々年の猛爆を忘れられずにこれを了承。 水の悪さは重々承知であったが、僅かな希望を胸に出立。 入念に魚探をかけ、岸際には山立て用の目印もセットし準備万端。 そしてキャスト開始。

魚探を凝視し、 渾身のキャストを続けるも、やはりというかノーバイト。 諦めかけたその時!

帝釈のVグラスが大きく弧を描いた!

帝釈「いたよー!!
(;゜o゜)o/ ̄ ̄ ̄~ >゜))))彡

昨年の八郎2004秋の陣では、ほぼ毎日ここに浮いたにも関わらず 黒鱒君がまったく回って来ず、痛恨の完全ノーバイトを食らった帝釈。 喜びはヒトシオであった。

帝釈「いや~もう満足じゃわい! これにて積年の努力が報われたというものじゃ!!

醍婆「積年というほどのことでもなかろうに…( -。-) =3」 しかし、続けざまにまたしても

帝釈のLV-200にバイト!

帝釈「まだいたよー!!
(T0T)o/ ̄ ̄~ >゜))))彡

黒鱒 2尾
【LV-200】
コメント:
ここで釣れる黒鱒は、なぜか喜びが大きい。
八郎潟へ来て初めて猛爆した場所だからなのやもしれぬ。
黒鱒釣りがブームになり、人も増え、セコセコとした釣りを強いられること幾星霜、久方ぶりに夢を見せてくれた場所で御座ればのぅ。数は釣れるに越したことはないが、ここでの黒鱒君は格別で御座る。
またいつか夢宴を見せて欲しいもんじゃ!!

ZENJIN衆の多くは、この柳ブレイクに格別な想いを持っている。
帝釈、弥勒不動。草創のZENJIN衆が確かに経験した“爆裂”の二文字。 それを聞く後輩達の頭の中は蕩けんばかり。

醍婆もその1人だ。 異常な執着を持ちキャストを続ける。 状況が違うのは分かっている、しかしどうにか釣りたい。 その醍婆のVグラスに待望の魚信あり。 ルアーは…
Doさ~~ん!!(笑)

黒鱒
【ディプシーDo】
コメント:
我の八郎潟に悔いなし…。

そして本日終了。

其ノ三へ続く。。。