Basserアルミボート侍の連載が今月号をもって最終回を迎える。
決戦場となる場所は新利根川。
お相手はBasser連載「ロックな気分で釣りたいじゃん!」
のタッキー・ヨコタ殿(以下ヨコタ殿)が参謀を勤めるTEAM-MINOWA衆。
新利根川をホームとする剛の者達である。
帝釈にとっては、ほとんどが初出陣となる場所での戦いだったこの連載。
いろいろなタイプの陣場の勉強にはなったが、
まったくの初場所で、練習など勿論なし。
そして、相手は各陣場のスペシャルロコ…。
勝てるわけない…(T△T)
否!
それがしは侍、たとえ負けると分かっておっても敵前逃亡は第一の恥!!
挑み続ける心意気が第一義であり、結果は二の次。
しかしのぅ~最終回くらいまともに戦いたいのぅ…( -。-) =3
ということで、元Basser編集部のレツを誘い、新利根川視察に赴いた。
此度の新利根川も、予備知識はゼロに等しい。
昨年夏に侍として出陣したのみで、後にも先にもその一度だけ。
ヨコタ殿から事前情報を入れたところ、
「侍よ~ホントに釣れねぇから覚悟して行ったほうがいいぜ、
俺なんて3週連続行ったけど、3日で1本しか釣れねぇんだから!」
ヾ(。`Д´。)ノ彡
とのこと。
帝釈自身も、松屋さん(新利根川のレンタルボート屋さん)
から情報を仕入れるも、
捕獲数は良くて2~3尾程度。
半数以上がデコという、超低活性状態。
帝釈「う~む、こりゃマジで覚悟が必要じゃな…( -。-) =3」
長い新利根川をたった1日で釣りこむことは不可能であり、
状況も相当厳しいとのことだったので、
1ヶ所で釣りこむことは避け、なるべく広く見て回ることにする。
ZENJINバンちゃんから
「七本目の橋周辺のオーバーハング下で捕獲実績あり」
との情報があったので、まずはそこに突撃。
季節的にオーバーハングは然程でもなかったが、
竹系のブッシュが複雑に絡み合ったエリアだ。
偏光越しに、薄っすらと竹杭も見える。
魚探が無いため、ハッキリは分からないが、
竿先をツッコミツッコミしてブレイクの角度と底質を探ると、
いい具合にその竹杭はブレイクに絡んでいた。
帝釈がブレイク絡みの杭、レツは岸際のブッシュを撃つ。
30分ほど粘り、なんとか帝釈の02にバイト。
とりあえず捕獲。
続いて対岸に移動し、レツがカットテール6.5で捕獲。
フォールで食った♪
午前9時の時点で両名1本づつ捕獲出来たことから、
まぁまぁイイ感じで一日楽しめると思っていたのだが、
その後、まったくのノーバイトが続く。
結論からいうと、この日捕獲した黒鱒は上記の2尾のみ。
かなり上流まで遡ったが、北岸のクランクにカスるようなアタリがあっただけで
捕獲には至らず、
まさに激渋新利根川の洗礼を受けた一日であった。
総評
途中すれ違うボートの御仁等に片っ端から聞きまくった状況と、
終了後に松屋さんから得た情報を加味し、
明後日の侍戦略を練る。
この日の竿頭は8尾で、エリアは隠れオダだったとのこと。
帝釈「隠れオダ?分かるわけないので却下!ヾ(。`Д´。)ノ」
次に、7尾捕獲した御仁が居たのだが、
朝早めの時間帯にブレイクをクランクベイトで狙い、
グッドサイズを数尾捕獲。その後はライトリグで小型をぽつぽつ。
相方はアシ際のノーシンカーで、同じく小型を4本。
しかし、いずれも午後からは完全沈黙だったとのこと。
大多数の御仁等は0~2尾程度の捕獲のみ。
結論
①全体的に凄まじく低活性である。
②大多数の御仁が岸際のアシ&ブッシュを叩きまくっていたにも関わらず、
非常に捕獲数が少ない。
③まずまず黒鱒が見えていると思われる御仁等でも
午後からは全く捕獲出来ていない。
④水深のある沈み物ではマズマズ捕獲出来ている。
以上四項目を柱に出した帝釈の戦略。
午前10時までが勝負。
岸際のカバーは全て斬り。
ひたすらブレイクでクランクベイトを引きまくり、
沈み物に当たったらチャーンス!!
(`O´)ノオー!!
以上。
2006・11・3
TEAM-ZENJIN 新利根川練習 結果
名前 | 魚・尾数 |
帝釈 | 黒鱒 1 |
レツ | 黒鱒 1 |