9月27日(土)午前1:00
<醍婆携帯鳴る>
帝釈「あ~もしもし」
醍婆「はい来々軒で~す!」
帝釈「明日天気かなぁ~?」
醍婆「知らないっす!(キッパリ)」
帝釈「んだよ冷てぇ~な~」
醍婆「出陣したいんでっか?」
帝釈「ようお分かりで…(^^;」
醍婆「眠いぃ~し、どうすっかな~」
帝釈「た~の~む~よ~~」
醍婆「すでに1時ですぜぇ~
なんで俺等はいつもこの時間に決めるんかな…」
帝釈「御互い忙しいでのぅ、仕方あるまいよ」
醍婆「確かに…」
帝釈「んじゃこうすっか、出陣予定時刻は午前4時。
俺がバッチリ3時45分に電話すっから、それまで寝ててちょ~だい」
醍婆「なるほど…
んだば今回は電話が鳴るまで寝てて宜しいと」
帝釈「んだんだ。
んでワシが起きれんで電話なかったら中止ということで」
醍婆「了解」
9月27日(土)午前5:00
<帝釈寝坊>
帝釈「やべっ5時だ…( ̄▽ ̄;
電話電話ぁ」
醍婆「はいはい(-_ゞ ゴシゴシ」
帝釈「すまんね…寝坊した…(-_-;)
直ちに御迎えにあがりますので」
醍婆「はいはい(-_ゞ」
帝釈寝坊により出陣時間が遅れ、あわてて醍婆をピックアップ後、
途中コンビ二で戦備を調えて着陣。
着陣は6時半になってしまった。
土曜日ということで、すでにボート屋駐車場は満車。
チンタラチンタラと準備を済ませ、釣り開始は7時を過ぎてしまった…。
醍婆「あ~あ、お天道様があんなに高く昇ってしまいましたぞ」
帝釈「すみませぬ…(-_-;」
9月27日(土)午前9:00
<釣れぬ>
先に出船した御仁等の姿は殆ど確認することが出来なかった為、
良きポイントは全て攻められ済みとみた。
これといったシークレットポイントも無く、仕方がないので時合に全てを賭け
ボート屋付近から下流に向かって攻め始めた。
醍婆は通常通り、またしてものっけからセンちゃん一本攻め状態(笑)
帝釈はクランク、スピナーベイト、ラバージグをローテして攻める。
しかしながら全く反応なし…。
帝釈「やばいなぁ~まったくもってやばいなぁ~」
醍婆「俺のセンちゃんが通用しないとは…」
帝釈「醍婆よ、センちゃんが通用しないとなると、
もはや投げるものが無かろうて。ψ(`∇´)ψ」
醍婆「…………」
帝釈「だから言うておろうが、こういう時の為に他のルアーも精進致せとのぅ」
醍婆「ご尤も…(-_-;)」
帝釈「このオムライスみたいなの、不味かったよ…」
醍婆「それはそうと、その帽子…( -_-) じーー」
帝釈「んだよ、文句あっか!!」
醍婆「……欲しい(-。-) ボソッ」
帝釈「なんだよ欲しいんじゃねぇ~か(笑)」
あ・げ・な・い・よ♪
ψ(`∇´)ψ
9月27日(土)午前10:00
<誠に釣れぬ>
帝釈「やばいなぁ~まったくもってやばいなぁ~」
醍婆「俺のセンちゃんが通用しないとは…」
帝釈「まだ使っとんのかそれ!?
まったくもって進歩のない男よ…」
醍婆「だって使うのねぇ~んすもん!(`ヘ´) フン」
ある程度実績のあるポイントを一通り流すも、まったくバイトなし…。
醍婆「帝釈殿よ、その帽子かぶっと黒鱒君の気持ちが
多少は分かるんじゃないすか?( ̄▽ ̄)ノ」
帝釈「そうかそうか、んじゃやってみっかψ(`∇´)ψ」
帝釈「あ~どうも帝釈ですが、この辺にはいらっしゃいますかぁ~?」
「………………」
帝釈「う~む、反応がないので居なそうだぞ」
醍婆「アホだこの人…( -。-) =3」
小移動後、またしても帝釈が話しかける(笑)
帝釈「あ~どうも毎度お騒がせ致しております帝釈ですが、
この辺は如何なもんで御座いましょうか?」
「……………」
帝釈「( ̄ー ̄)ニヤリ」
醍婆「なんだその不敵な微笑は…( ̄ー ̄;)」
帝釈「反応あり…( ̄ー ̄)ニヤリ」
醍婆「さらば総帥よ…( -。-) =3」
帝釈「うっしゃぁ~!!」
醍婆「\(゜o゜;)/ウヒャー」
帝釈「キタキターー!!
(;`ー´)o/ ̄ ̄ ̄~ >゜))))彡」
帝釈の猛烈なアワセに、黒鱒君はボート縁まですっ飛んできた。
黒鱒帽の神通力ぃ~♪♪
醍婆「信じられん…( ̄ ̄;)」
その後、帝釈の自作自演は何度となく続いたが、
奇跡が2度とは起きなかった…(笑)
あまりの釣れなさに大移動を決意。
水門を越え上流を目指し、帝釈の自信ポイントを流す
すかさず帝釈のセンちゃんにバイト!!
しかし痛恨のバラシ…。
黒鱒君の姿を確認してからのバラシに、とうとう帝釈がキレる。
そしてカプリコ苺に喰らいつく
そして昼寝。
醍婆には珍しく、帝釈が昼寝をしている最中も一人で投げ続けていた。
しかし醍婆にそんな集中力があろうはずもなく、30分で撃沈。
そして昼寝タイム…。
9月27日(土)午後3:30
<頑張ろう>
帝釈は、耳に入ってくる呪文のような声で眼を覚ました。
「デコはやばい…デコはまずい…デコは恥かしい…」
帝釈「ん?(-_ゞ ゴシゴシ」
醍婆「デコだけはやばい…デコだけはまずい…デコだけは恥かしい…
二ヵ月間は笑いものにされる…」
帝釈「お~醍婆よ、頑張っとるな!(¬ー¬) フフフフ」
醍婆「クソッ、聞かれてしもうたか…( ̄▽ ̄;」
帝釈「いや、な~んも(¬ー¬) フフフフ」
醍婆「時に総帥殿よ、その御帽子を貸して頂きたい」
帝釈「ん?これか? なんでよ(^。^/)」
醍婆「い、いえ、特には…」
帝釈「ほ~っ、やっとこの威力を認めたか( ̄▽ ̄)ノ_彡☆」
醍婆「チョこっとだけ…└(T_T;)┘」
帝釈「Ψ(`∀´)Ψ なるほど。では御神体に平伏すがよいぞ!」
醍婆「ははーーっ!m(。_。)m」
帝釈「…よかろう、では心してかぶれよψ(`∇´)ψ」
醍婆「これで釣れる…m(T-T)m」
帝釈「お前さ、絶対騙されて英語の教材とか買わされたことあんだろ!!!(爆)」
醍婆「ヘ(-_-ヘこれさえあればこっちのもんだわ」
┗(`o´)┓ウッ┏(`○´)┛ハッ
┏(`o´)┓ウッ┗(`O´)┛ホホッ」
帝釈「醍婆よ…(T.T)」
そして醍婆が語りかける…
醍婆「あ~どうもどうも醍婆ですがぁ~
こんな感じのルアーどうでっしゃろかぁ~?」
「……………」
醍婆「あ~ダメ、ダメすか。あ~了解了解ぃ~~!!(⌒▽⌒)ノ」
帝釈「ノリノリだ…( ̄ ̄;」
醍婆「あ~度々すんませ~ん醍婆ですぅ~、この色どうでっしゃろかぁ~
か~なりイイ色だと思うんで御座るがのぅ~?」
「……………」
醍婆「( ̄ー ̄)キ・タ・」
帝釈「まさか…( ̄ー ̄;)」
醍婆「反応あり…( ̄ー ̄)ニヤリ」
醍婆「うっしゃぁ~!!」
帝釈「\(゜o゜;)/うそーーっ」
醍婆「文句あっかオラオラぁ~~~!!
(;`ー´)o/ ̄ ̄ ̄~ >゜))))彡」
え~~っと、
いつもの帝釈ポーズでいくか
帝釈「てめぇ~ワシのポーズ使うんじゃねぇ~ヾ(。`Д´。)ノ彡」
醍婆「まあまあまあψ(`∇´)ψ」
帝釈「でも醍婆がやるとよ、パチンコのハンドル握っとる様にしかみえんぞ
Ψ(`∀´)Ψウケケケ」
醍婆「(~_ーメ) ヒクヒク」
9月27日(土)午後5:00
<決着>
さてさてこれで勝負は五分と五分。
近年稀に見る低レベルの争いではあるが、帝釈、醍婆共に勝負は譲らない。
醍婆が1匹捕獲した後、御神体帽子の奪い合いは壮絶を極めた。
互いの私生活は嫌というほど知っている訳で、ここではとてもとても
書き表すことが出来ないほどに罵りあうこと約20分…。
「過去の女遍歴を彼女にばらすぞぉ~」という脅しが決め手になり、
醍婆あえなく撃沈。
帝釈に軍配が上がった。(゜∇ ゜)ブヒャヒャヒャヒャ
帝釈「さてさて日も傾いて参ったゆえ、ラスト30分だのぅ」
醍婆「ワシは一人で戦う!!!」
帝釈「おぉ~エエ心意気じゃのぅ」
醍婆「どちらかが1匹捕獲した時点で決着で御座る!!」
帝釈「のぞむところ、こっちにゃ御神体があるでのぅ( ̄▽ ̄)ノ」
醍婆「(~_ーメ) ヒクヒク」
並々ならぬ執念で、一言も口をきかずにセンちゃんに魂を込める醍婆。
しかし、あっさりと帝釈のセンちゃんに黒鱒君が。。。
( ̄ε ̄@)CHU-
帝釈「勝負あり~♪♪
(^O^)o/~~~~~~~^>*))))彡」
醍婆「汚ねぇ~いつのまにかセンちゃんに変えてやがる!!」
帝釈「おいおい醍婆君、
朝からず~~~~~~っとセンちゃんの君に言われとうはないのぅ」
え~決まり手は「脅し」です。
帝釈「というわけで、ワシの勝ち!!
ヾ(@^▽^@)ノ」
醍婆「その帽子ってどこで売ってるんで御座るか…(T△T)」
2003・9・27
TEAM-ZENJIN 将監川決戦 結果
名前 | 魚・尾数 |
帝釈 | 黒鱒 2 |
醍婆 | 黒鱒 1 |