ゴムボート侍から始まったBasser連載『侍シリーズ』
約3年間に渡る戦いは、この日いよいよアルミボート侍として最終回を迎える。
最後のお相手はBasser連載「ロックな気分で釣りたいじゃん」の
タッキーヨコタ殿が参謀を務める“TEAM-MINOWA軍団”
ソニーエンターテイメント衆が主軸となるこのチームは、
新利根川を根城として熱き戦いを繰り広げている。
此度の合戦の舞台も勿論新利根川。
TEAM MINOWA CUP CLASSIC 2006
帝釈がアルミボート侍として、いよいよ最期の戦いに挑む。
開戦となるや、迷いもなくそれぞれのエリアへ一目散に散る選手達。
さすがは新利根川を根城とするTEAM-MINOWA軍団だ。
連載史上初のプラクティスを行った帝釈も、まずは上流伊佐部橋までダッシュ。
付近のブレイクラインでブリッツを投げまくるもノーバイト。
忍びの者から「午前10時までが勝負」との情報を得ていた帝釈は
深追いを避け、やはり忍衆から黒鱒捕獲情報が入っていた場所に布陣。
沖のブレイクラインを狙いアラゴンSRを投入し始めたその5投目。
ピックアップ寸前に黒鱒君がガッツリバイト!
推定900g。
体勢を整えてキャストを再開した僅か2投目にまたしてもバイト!!
推定700g。
早い時間にリミットを揃えることに慣れていない帝釈は完全に動揺。
その後の数時間は記憶なし…というありさま。
ラスト40分を切ったところで正気を取り戻し、
さらなる大黒鱒を狙って洲ノ野原の真珠棚を目指す。
しかし…
昨夏の悪夢の再来か、またしても途中でガス欠。。。
タッキーヨコタ殿に救出して頂き、ヨロヨロと帰陣した哀れ帝釈。
「此度も善きオチが出来たのぅ~ヾ(@゜▽゜@)ノ」
などとホザいていた帝釈だったが、結果はなんと優勝!!
この日を夢見て幾多の戦場を駆け続けた帝釈は、
最期の最期でようやく侍の花道を飾った。
我が渾身の侍バス持ち、とくと御照覧あれい!!!
щ(=`□´щ)オオオォォォッッッ
さらば愛しの侍1号よ、今日でお前ともお別れじゃ。。。
その傷も、この傷も二人の善き思い出じゃ。
ともに武士道を求めた同志よ、別れは惜しむまい。
ワシは泣いてなどおらん!!泣いてなどおらんぞ!!!
。・゜ °・(><)・° ° ・。