5月12日(月)午後11:30
<帝釈携帯鳴る>
帝釈「はいはい」
醍婆「ア~ニキぃ~、やっと出張から帰ってきましたぜ~」
帝釈「おぉ仙台だったな。次はどこ行くのさ?」
醍婆「今週は待機っスからゆっくりしますゼ!はぁ~早く寝たい…」
帝釈「ほ~そうかい、んじゃ今週釣り行けるじゃん♪」
醍婆「今週は無理週ですぜ(笑)
休む週ってことで、帰って寝る週 (^ー^)」
帝釈「行く週行く週!!黒鱒行くっ週!!!」
醍婆「勘弁してくれっ週! (ToT)」
帝釈「あ~そうかいそうかい、秘密の爆釣ポイント
教えてあげようと思っていたんだがのぅ~」
醍婆「爆釣…。
いやあのですね、やっぱりその…」
帝釈「さてさて弥勒にでも電話すっかな( ̄ー ̄)ニヤリ」
醍婆「ギブ週…」
帝釈「ん?なんだい?醍婆君」
醍婆「………行く週」
5月15日(木)午前1:00
<帝釈、醍婆、トミ助会う>
帝釈「んじゃ明日行こうかね」
醍婆「明日って、もう1時だし今日じゃねぇ~スかぁ!しかも大雨ですぜ…」
帝釈「あっそ、爆釣ポイントが君を待っていたんだが残念だな。
俺は記憶力悪ぃから、明日にはポイントの場所を忘れる予定だ(笑)
さてさて弥勒に電話して全てを教えておくとするか(薄笑)」
醍婆「わかりましたよ行きますよぉ~(ToT)」
トミ助「………」
醍婆「トミーズは道具ないから行けないな、
残念だ!さ~て爆釣爆釣だ!!」
トミ助「………( – ゛-)」
帝釈「そういう悲しい目で俺のタックルを見つめるんじゃねぇ~!!
分かったよ貸しゃ~いいんだろ貸しゃ~よ!」
トミ助「デヘヘヘヘ」
帝釈「んじゃ、3時半に集合な」
醍婆、トミ助「おおーーー!!(`O´)ノ(`O´)ノ」
5月15日(木)午前3:30
<出陣>
帝釈「やっぱ雨やまねぇ~な…」
醍婆「今日は一日中降るらしいっすぜ」
帝釈「…………」
醍婆「今さら中止とかはナシですぜ!」
帝釈「わかっとるわい!」
トミ助「…………」
帝釈「トミ助よ、今日は出会い系サイト閲覧はしないのか?」
トミ助「昨日で電話止まったです…」
醍婆「頼むからいっぺん死んでくれ…」
<釣れねぇ…>
釣り開始後、まずは帝釈の得意分野であるラバージグを駆使出来るエリア。
ブッシュに覆われたシャローのストレッチをピッチングで攻め倒す。
しかしながら釣れない。
醍婆「アニキ~爆釣って聞いたはずなんすけど…」
帝釈「うるせぇ~!まだ1時間しか経ってなかろうが、これからよこれから」
トミ助「いつになったら釣れるんですか…」
醍婆「ぷっ」
帝釈「キ、キ、キミはもっとマトモに投げられる様になってから
そういう事言おうねぇ…(-_-x)」
トミ助「と、と、とりあえずこのルアーが悪いんですかね」
醍婆「ぷっ!」
帝釈「てめぇ~人の使っといて、よう言いよるのう!!!
トミ助!オメェーにはもう貸さん!!」
トミ助「す、すいません。勘弁して下さい m(__)m」
帝釈「んじゃ、なんか俺の曲歌え!」
トミ助「♪♪♪…」
帝釈「全然違う曲になってるけど、面白いから許す」
<醍婆一番槍>
醍婆「キタキターーー!!」
帝釈「おっと、やっときたな。」
醍婆「一番槍ぃ~!」
本日の一番槍
コメント:
いやいや~
今日も一番槍は俺ですわ。
今日は謙虚に、目標は3本♪♪
(笑)
30分後、帝釈も醍婆に続いてパドルのテキサスリグで捕獲。
とりあえず一本
コメント:
またしても醍婆に先を越されましたが、まぁ今日は醍婆はゲストなので、先に釣ってくれてよかったです。
トミ助「やっべぇ、二人とも釣っちゃった」
醍婆「アホかお前は、俺達と勝負してる気でいたのか?」
相変わらず挙動不審なトミ助はおいといて、醍婆、帝釈ともに
一尾づつ捕獲後、しばらく沈黙が続いた。
比較的チャンネルが寄っている、冠水植物の多いエリアに移動。
帝釈「あんまパッとしねぇ~んだわこの辺は」
醍婆「んじゃ時間もったいないから次行きましょうよ」
帝釈「あぁ~でも一応やっとこうぜ、間違いが起ることもあるしよ」
トミ助「釣れるとこ行きましょうよ」
帝釈「オマエは歌っとれ!」
<間違い>
帝釈「やっぱ厳しいかここは…」
醍婆「ん~そんな感じかも」
トミ助「帝釈さんの今使ってるタックル貸してくれないすか?」
帝釈「ったく我儘なやつよ…。
ラバージグで3メートルしか飛ばねぇ~のに
コレはもっと軽いんだから難しくなんぞ(笑)
それでもエエんか?」
トミ助「た、たぶん大丈夫です…」
帝釈「んじゃそれ貸せや、俺がジグ使うから」
トミ助「多分これダメですよ」
醍婆「ぷっ!」
帝釈「トミーズ君はなに、そんなにここで泳ぎたいのかい?」
トミ助「い、いえ…{{{{(+_+)}}}}」
トミーズのわがままでタックルを交換し、釣り再開
帝釈「っしゃーーーーー!!!」
(;`O´)o/ ̄ ̄ ̄~ >゜))))彡
醍婆「おっ!」
トミ助「あ、俺のタックルで」
醍婆「オマエんじゃねぇ~だろうが、アホ!Ψ(`∀´)Ψ」
帝釈「で、でけ~ぞこりゃ!」
(;`ー´)o/ ̄ ̄ ̄ ̄~ >°))))彡
醍婆「マジマジ?!」
帝釈「やべっ、マジマジ!!!」
醍婆「凄っげぇーー!!!!なにそれぇ~~!」
帝釈「こりゃ抜き上げるの無理だぁ~!!」
醍婆「ヘタすっと50あんじゃないスか?!」
帝釈「あるあるぅ~!!」
トミ助「えええっと、その…この魚はその…自分的にはあの…
マグロですか?」
帝釈「ぎゃははは! _(__)ノ彡☆ばんばん!
この状況で笑わせんじゃねぇ~ぞ馬鹿ったれ!!」
帝釈「うぉりゃ~~~!!!!!」
醍婆「こりゃマジで凄ぇ~や怪獣だわ」
トミ助「いいな~~その鯉」
醍婆「トミ助……(T-T)」
文句なしの50オーバー
コメント:
やりましたよぉ~!!久方ぶりの50up!!
マジで嬉しっス!!
こんなん釣ったら、もう今日はどうでもいいです。
者共ー!オラオラ頭が高いどぉ~!
平伏さんか~い!!
帝釈「やったよ醍婆ぁ~~!(ToT)/」
醍婆「す~っげ~やこりゃ」
トミ助「あぁ~タックル変えてもらうんじゃなかった…」
帝釈「いやいや~~君のおかげだよ」
トミ助「………(ToT)」
生涯50up数を15本にのばし、意気揚々の帝釈であったが
イマイチあとが続かない。
昨日からの雨でかなり増水していることを考慮し、次なるポイントへ移動したところ
すぐさま帝釈にヒット!!
これで3対1だな、醍婆よ(笑)
コメント:
俺はなぜかこのポーズが多い(笑)
多分、ライブパフォーマンスの影響で御座ろう。
右手にマイクや黒鱒君を持つと、必ず左手はこうなってしまうのだ。
醍婆「やべっ、引き離されちまうぜ」
帝釈「いやいや、今日はあんなスゲェ~の釣ったから、もういらないんだよねぇ」
醍婆「うむむむむ…(~_ーメ)」
帝釈「俺は適当に投げてるからさぁ、
まぁどんどんやっちゃってよ醍婆君、ははは」
<トミ助、ギブる>
トミ助「……………」
醍婆「ん?トミ助おとなしいな」
帝釈「おい、お前顔色悪いんじゃねぇ~の?」
トミ助「……かなり頭痛いっす」
醍婆「あぁ~トミ助のあたま硬ぇもんなΨ(`∀´)Ψ」
帝釈「おいおいそりゃ関係ねぇ~だろ醍婆よヾ(@゜▽゜@)ノ」
醍婆「車帰って寝てればいいんじゃねぇ~?」
トミ助「………ギブです」
一旦トミ助を車に戻す為、エンジン全開で帰陣
毎日睡眠時間は十二分過ぎるほどとっているトミ助であったが
この風雨の中で、あえなく討死。
雨も激しさを増し、帝釈、醍婆ともにしばしの休息をいれた。
徹夜続きの帝釈、醍婆の両名、疲労のピークはとっくに過ぎており
その眼光は怪しげに光を放つ。
一時間ほどの休憩&飯、そして再出陣。
醍婆「そんじゃな~トミ、よう寝とけよ」
トミ助「(-o-)…zzzZZZ」
<醍婆ラッシュ>
醍婆「お、この辺の雰囲気は俺のタイプっすぜ!」
帝釈「お、そうなの。僕はいいからどうぞどうぞ、好きにやって下れや(^0^)」
醍婆「クソっ、さっきの50upで完全にうかれておるわ」
帝釈「ん?なにか言ったかな醍婆君
あ、このワームが欲しいの?使いなさい使いなさい、いくらでもあるからね」
醍婆「ぬぬぬ、普段はワーム一本貰うのにも
50円くれだの、芸見せろだの言うくせに…」
醍婆「うっ、根掛っちった!しゃ~ねぇ~切るか」
帝釈「おっと根掛りかい醍婆君、イイヨイイヨボート回してあげるからね
しっかり外しなさいよ、大事な醍婆君のルアーだし自然も壊しちゃいけないしね」
醍婆「うぬぬぬ…」
醍婆「お?よっしゃ、フィーーーッシュ!!」
帝釈「お、キタね♪」
醍婆「これで3対2じゃ」
帝釈「どんどん行こうね、どんどん(笑)」
醍婆「クーーーッ(怒)」
醍婆「オラオラまたキタでぇ~~!!」
帝釈「やべっ、並ばれた。こやつマジでエンジンかかりやがった」
醍婆「これで並んだぜ3対3 ( ̄ー ̄)ニヤリ」
更に醍婆の猛攻。
醍婆「どぉ~りゃぁ~~!!!
3連打じゃぁ~!!
帝釈「またキタの?マジかよ…」
兄者よ、見たかワシの3連打!
コメント:
これで逆転!まぁ俺様が本気を出しゃ、こんなもんですわな。
おっと兄者は御怒りのようですな。
ははは、「ステーションプリーズ」(爆)
浮かれていた帝釈の間隙をついて、醍婆凄まじいラッシュで一気に逆転
勢いがつくと、とまらないのが醍婆の恐ろしさだ
50upボケで、呆けた帝釈はこのまま朽ち果てるのか…。
醍婆の確変ラッシュも3本にて終了し、またしても沈黙が続いた
1時間半ほどノーバイトのまま、ダレダレムードが漂う
帰りの時間を考慮し、帝釈が大移動を決意。
帝釈「やべぇな、、もう4時過ぎたか…」
醍婆「はははアニキ、ギブってもいいんですぜ」
帝釈「…クソッ、今日はマジで負けるかもしれん」
醍婆「さてと、俺はチョッと休憩でもしますかね
んまぁこのままタックル片付けてもいいんスがね( ̄ー ̄)」
帝釈「移動じゃ!スロープ近くにイイとこあんだわ」
醍婆「んじゃ丁度いいじゃねぇ~すか、そこ撃って帰りますか」
帝釈「んだな」
帝釈が最後に選んだ場所は、おそらくこの水域で最も水深があるエリア。
岸際の水深は1mほどだが、しっかりとしたチャネルも隣接し、
魚探にはキレイに3次反射まで出て、そこそこ硬い底質。
まぁ、チョッと魚探をかければ誰にでも分かるエリアゆえに、
普段のプレッシャーはかなり高い。
しかしながら今日は大雨、毘沙門号以外の船は浮いていない
最後の勝負には相応しい場所だ。
帝釈「ここだわさ」
醍婆「ショアカバーは大した事ないすけど、感じはよさそうっすね」
帝釈「だろ?人いたらやんねぇ~けど、今日はいいんでないかい」
醍婆「俺は休憩してますぜ(^0^)」
帝釈「後悔してもしらないよ( ̄ー ̄)ニヤリ」
醍婆「どうぞどうぞ」
帝釈「…………」
<ラッシュ返し>
帝釈が放った一投目、ラバージグにいきなりヒット!
帝釈「おっしゃ!やっぱ居やがった」
醍婆「うわっ、マジ?しかも一投目…w(゜o゜)w」
帝釈「しゃ~~~っしゃっしゃっしゃぁ!」
帝釈「とりあえず読みは当たってたな。これで同点」
醍婆「やりますなぁ~♪♪」
帝釈「はい次、次ぃ~」
帝釈「オラまた食ったぁ~!」
醍婆「凄ぇっ」
帝釈「おっと、こりゃ中々のサイズよっ」
帝釈「はいゲットね。これで逆転!まだまだ多分おるぜよ」
醍婆「俺も釣るぅ~!!」
帝釈「フィ~~シュ!!」
醍婆「マジ?!」
帝釈「オラオラ写真とれや~!
黒鱒君ありがとね♪お礼に噛み付いてあげる“ガブリ”」
醍婆「ぎゃはははー!バス食ってやがんの!」
帝釈「醍婆よ、早う釣らんとワシが釣りきっちまうぞ~~(^o^)/~~」
醍婆「ぬおぉ~!」
帝釈「駄目押し4発目ーー!!」
醍婆「もうダメだ…手がつけられねェ…(ToT)」
帝釈「まぁ~カワイイ黒鱒君だこと☆
黒鱒君、僕にチューしてくれるかな。(^з^)-☆Chu!!」
醍婆「アホだこの人…」
醍婆よ…。
コメント:
ぬははは、気持ちエがったぁ~~。
サイズはイマイチだけど、20分位で4本は実にテンポがよう御座った。予想どうりの展開に、楽しいひとときを過ごさせて頂きましたぁ。おまけに黒鱒chanにチューまでして貰うて、それがしは満足であるぞ。御礼に噛み噛みしてあげたわい(爆)
これで勝負あったで御座ろう。のぅ醍婆よ、うっしっしっ(笑)
帝釈「さて醍婆よ、どうする?まだやるか?かかってくるか?」
醍婆「ぜってぇ~1本釣るまで帰らん…」
帝釈「はぁ~そうかい、んじゃまぁスロープも近いし時間ギリギリまでやるかね」
醍婆「ぜってぇー釣る!」
時刻は午後5時を過ぎていたが、醍婆のヤル気満々ぶりに仕方なく付き合う帝釈
しかし、最後の最後でエレキマウントがぶっ壊れた(涙)
帝釈は釣り続行を断念、タックルを収める。
暴れるエレキをなだめながら醍婆の為に操船に徹する。(なんと麗しき兄弟愛!)
<終章(悪あがき)>
帝釈「醍婆よぉ~もう帰ろうぜぇ~」
醍婆「…………」
帝釈「エレキが暴れて真っ直ぐ進まねぇ~んだよ」
醍婆「…………」
帝釈「しょうがねぇなまったく…(ーー;)」
醍婆「ふ、ふ、フィニッーシュ!!」
帝釈「やっとこれで帰れるわ…」
醍婆「やったやったぁ~!」
帝釈「ほれ、写真とって帰るぞ」
幽体離脱しそうです
コメント:
精魂尽き果てました…
三途の川に落ちて目が覚めました。
死神も2回ほど見ました…。
もうどうでもいいです…。
帝釈「さて帰るよ~」
醍婆「う~っす」
帝釈「このやろトミ助、まだ寝てやがる」
醍婆「お~い帰るぞトミ助」
トミ助「え~っとその…どんなでした?(-_ゞゴシゴシ」
帝釈「7対5で俺の勝ちぃ~♪」
トミ助「あぁ~また負けですか醍婆さん…っえそのいや…(-_-;」
醍婆「俺ゃ~な、もう怒る気力もねぇ~んだよ。命拾ったなトミ助」
今日からは謙虚に生きますよ、眠ぇ~っみぃ」
トミ助「そ、それはそれで凄んごい恐い…」
2003・5・15
TEAM-ZENJIN 利根川水系決戦 結果
名前 | 魚・尾数 | 40up | 50up |
---|---|---|---|
帝釈 | 黒鱒 7 | 1 | 1 |
醍婆 | 黒鱒 5 | 1 | – |
トミ助 | 討死 | – | – |